■機能 文字列変換関数(GpCnv***ToStr)での変換内容を設定します。この関数での設定は数値→文字列に変換するときのみ有効です。
■書式
(VB.NET用)
Dim PlusFlag, Digit, CutDown As Integer
Dim Ret As Integer
Ret = GpCnvSettingsToStr(PlusFlag, Digit, CutDown)
(C言語用)
DWORD PlusFlag, Digit, CutDown;
DWORD Ret;
Ret = GpCnvSettingsToStr(PlusFlag, Digit, CutDown);
(C#用)
uint PlusFlag, Digit, CutDown;
uint Ret;
Ret = gpib.CnvSettingsToStr(PlusFlag, Digit, CutDown);
(Python用)
Ret = ctypes.c_ulong()
PlusFlag, Digitg, CutDown = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()
Ret.value = GpibPy.GpCnvSettingsToStr(PlusFlag, Digit, CutDown)
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
PlusFlag : "+"付加の設定
0 : 付加しない
1 : 付加する
仮数部の前および指数部が正数である場合に"+"を付加するかどうかを設定します。
この設定によるデータ長の変化はありません。
つまり"-"が入れられる場所には"+"または" "(スペース)が入れられます。
デフォルトは1です。
Digit : 有効桁数設定
指定可能な範囲1~20
小数点以下の桁数を指定します。デフォルトは5です。
CutDown : 四捨五入の設定
0 : 切り捨てる
1 : 四捨五入する
Digitで設定した桁数より大きな数値を変換しようとしたときに四捨五入するかどうかを設定します。
デフォルトは1です。
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
255 : パラメータエラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①この関数以外にすべての文字列変換の場合に設定が影響するGpCnvSettings関数があります。
②この関数はGpIni()をコールしていなくても使用することができます。