■機能 ATNをTrueにし非同期にコマンド(マルチラインメッセージ)を送出します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Ret As Integer
Dim Cmd(xxxx) As Integer ' (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Ret = GpCommandAsync(Cmd)
(C言語用)
DWORD Ret;
DWORD *Cmd;
Ret = GpCommandAsync(Cmd);
(C#用)
uint Ret;
uint[] Cmd = new uint[xxxx]; /* (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定) */
Ret = gpib.CommandAsync(Cmd);
(Python用)
Ret = ctypes.c_ulong()
Cmd = (ctypes.c_ulong * xxxx)() #(xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Ret.value = GpibPy.GpCommandAsync(Cmd)
■モード マスタモードのみ
■引数
Cmd : コマンド配列
[0] コマンド数
[1] コマンドデータ
・
・
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 :他の非同期関数の実行中
190 :Eventオブジェクトの生成に失敗
200 :Threadの生成に失敗
GpCheckAsync()のErrCode
0 : 正常終了
141 : GpStopAsync()により中断
240 : ESCキーが押された
252 : GPIBエラー
254 : タイムアウト
255 : パラメータエラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①送信完了の確認はGpCheckAsync()で行います。
正常に終了した場合、GpCheckAsync()の戻り値が0、第2引数ErrCodeの値が0になります。
②141、252、254、255の戻り値はこの関数からは直接返されません。
GpCheckAsync()の第2引数ErrCodeに返されます。
③GPIBコマンド(マルチラインメッセージ)については「マルチラインメッセージ一覧」をご覧下さい。