■機能 TA/LAビットを内部的に有効、無効にします。
■書式
(VB.NET用)
Dim TaLaSts, Ret As Integer
Ret = GpTaLaBit(TaLaSts)
(C言語用)
DWORD TaLaSts, Ret;
Ret = GpTaLaBit(TaLaSts);
(C#用)
uint TaLaSts, Ret;
Ret = gpib.TaLaBit(TaLaSts);
(Python用)
TaLaSts, Ret = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()
Ret.value = GpibPy.GpTaLaBit(TaLaSts)
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
TaLaSts : TA/LAそれぞれの状態をセットします
Bit1 : TA(0:OFF, 1:ON)
Bit2 : LA(0:OFF, 1:ON)
その他のビットは無視されます
TaLaSts = 4; /* LA = 1, TA = 0 */
TaLaSts = 2; /* LA = 0, TA = 1 */
TaLaSts = 0; /* LA = 0, TA = 0 */
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 : 非同期関数の実行中
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
この関数はドライバ内部でのTA/LAの状態を強制的に変更するもので、実際のボードの状態を変更するものではありません。
また、この関数の実行により、データ欠け・タイムアウト等が発生する恐れがあり、使用に際してはGPIBのプロトコルに対する十分な理解が必要です。
TA/LAについては「μPD7210Cレジスタ内容」を参照してください。