■機能 パラレルポール実行時の出力ラインを割り付けます。
■書式
(VB.NET用)
Dim Stppu, Ret As Integer
Dim Cmd(xxxx) As Integer ' (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Ret = GpStppoll(Cmd, Stppu)
(C言語用)
DWORD Stppu, Ret;
DWORD *Cmd;
Ret = GpStppoll(Cmd, Stppu);
(C#用)
uint Stppu, Ret;
uint[] Cmd = new uint[xxxx]; /* (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定) */
Ret = gpib.Stppoll(Cmd, Stppu);
(Python用)
Stppu, Ret = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()
Cmd = (ctypes.c_ulong * xxxx) #(xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Ret.value = GpibPy.GpStppoll(Cmd, Stppu)
■モード マスタモードのみ
■引数
Cmd : ライン割付設定
[0] パラレルポールを行う機器数
[1] 相手機器(リスナ)アドレス(0~30)
[2] Cmd[1]の機器のラインコード
[3] 相手機器(リスナ)アドレス(0~30)
[4] Cmd[3]の機器のラインコード
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Stppu : 割付ライン解除(PPU)出力指定
0 : 出力しない
1 : 出力する
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 : 非同期関数の実行中
240 : ESCキーが押された
252 : GPIBエラー
254 : タイムアウト
255 : パラメータ・エラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
割り付けるラインコードは次のような構成になっています。
上位バイト 6 (上位3Bit固定)
U = 0 : パラレルポール応答(PPE)
U = 1 : パラレルポール応答禁止(PPD)
下位バイト S = 0 S = 1 P3 P2 P1
0で応答 1で応答
0 0 0 : DIO1
0 0 1 : DIO2
0 1 0 : DIO3
0 1 1 : DIO4
1 0 0 : DIO5
1 0 1 : DIO6
1 1 0 : DIO7
1 1 1 : DIO8
下位バイトのSの値はDIOのラインが返すビットの値になりますので実際に設定される際には1に設定してください。
例えば、68H(DIO1)で設定した場合パラレルポールで返される値は(SRQが送信されている場合)1になります。