■機能 データのハンドシェイクのタイミングおよびデータの送受信間隔を指定した時間分遅くします。
■書式
(VB.NET用)
Dim Ret As Integer
Dim SlowTime As Integer
Ret = GpSlowMode(SlowTime)
(C言語用)
DWORD Ret;
DWORD SlowTime;
Ret = GpSlowMode(SlowTime);
(C#用)
uint Ret;
uint SlowTime;
Ret = gpib.SlowMode(SlowTime);
(Python用)
Ret = ctypes.c_ulong()
SlowTime = ctypes.c_ulong()
Ret.value = GpibPy.GpSlowMode(SlowTime)
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
SlowTime : 低速モード時のデータ間隔
指定した値(0~FFFFFFFFH)×1[mSec]
0を指定した場合には通常の通信速度に戻ります。
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 : 非同期関数の実行中
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①この関数を実行した場合、データ間に強制的に指定した分のWaitが挿入されます。
②低速モード時にはプロパティページでの設定「ステート移行禁止時間」が2000nSecに設定されます。
また、低速モードから通常モードに戻した場合には(SlowTime=0)、プロパティページでの設定に戻ります。
③低速モード時にはFIFOおよびDMAは強制的に解除されます。
また、低速モードから通常モードに戻した場合には(SlowTime=0)直前の設定に戻ります。