GpTalkEx

使用可能ボード

■機能       データの送信を行います。VBでBinary送信を行う場合はGpTalkExBinaryを使用してください。

■書式       

(VB.NET用)

Dim Srlen, Ret As Integer

Dim Cmd(xxxx) As Integer    ' (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)

Dim Srbuf As String

Ret = GpTalkEx(Cmd, Srlen, Srbuf)

(C言語用)

DWORD Srlen, Ret;

DWORD *Cmd;

BYTE *Srbuf;

Ret = GpTalkEx(Cmd, &Srlen, Srbuf);

(C#用)

uint Srlen, Ret;

uint[] Cmd = new uint[xxxx];   /* (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定) */

string Srbuf;

Ret = gpib.TalkEx(Cmd, out Srlen, Srbuf);

(Python用)

Srlen, Ret = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()

Cmd = (ctypes.c_ulong * xxxx)()   # (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)

Srbuf = (ctypes.c_ubyte * xxxx)()   # (xxxxはデータ数のMax値を指定)

Ret.value = GpibPy.GpTalkEx(Cmd, ctypes.byref(Srlen), Srbuf)

■モード     マスタモード/スレーブモード

■引数

Cmd    :   コマンド配列

[0] トーカ＋リスナ数(＝リスナ数＋1)

(スレーブモード＝0)

[1] トーカアドレス

[2] リスナアドレス

[3] リスナアドレス

・

・

Srlen     :   (入力)送信バイト長（1Mbyte Max）

(出力)実際に送信したバイト長

Srbuf    :   送信データ

SrbufB  :   送信データ(Binaryデータ用)

Ret       :   終了情報(戻り値)

0      :   正常終了

80    :   初期化未実行

140  :   非同期関数の実行中

240  :   ESCキーが押された

242  :   アドレス指定ミス

243  :   バッファ指定エラー

252  :   GPIBエラー

254  :   タイムアウト

255  :   パラメータエラー

(詳細は「戻り値一覧」参照)

■補足

①GpTalk()と比較して次のような違いがあります。

• 実際に送信したバイト数を受け取ることができます。

• GpBoardstsEx()の設定(32H)により、自動的に送信するデリミタをバイト数に含めることができます(デフォルトではカウントしません)。

• GpBoardstsEx()の設定(31H)により、デリミタを自動的に送信しないようにすることができます(デフォルトでは送信します)。

②コマンド配列についてCmd[0]には送出するコマンド数を与えますので、スレーブモード時はCmd[0]=0としてください。

③送信データ長=0のときには、1Mbyteを送信します。