■機能 指定されたファイルの内容を送信します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Srlen, Ret As Integer
Dim Cmd(xxxx) As Integer ' (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Dim Fname As String
Ret = GpSfile(Cmd, Srlen, Fname)
(C言語用)
DWORDSrlen, Ret;
DWORD*Cmd;
Char*Fname;
Ret = GpSfile(Cmd, Srlen, Fname);
(C#用)
uint Srlen, Ret;
uint[] Cmd = new uint[xxxx]; /* (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定) */
string Fname;
Ret = gpib.Sfile(Cmd, Srlen, Fname);
(Python用)
Srlen, Ret = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()
Cmd = (ctypes.c_ulong * xxxx)() # (xxxxはコマンド配列数のMax値を指定)
Fname = ctypes.create_string_buffer(xxxx) # (xxxxはファイル名のMax値を指定)
Ret.value = GpibPy.GpSfile(Cmd, Srlen, Fname)
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
Cmd : コマンド配列
[0] トーカ+リスナ数(スレーブモード=0)
[1] トーカアドレス
[2] リスナアドレス
・
・
Srlen : ファイル名の長さ
Fname : ファイル名("A:\\ABC.DAT"など)
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 : 非同期関数の実行中
240 : ESCキーが押された
241 : ファイル入出力エラー
242 : アドレス指定ミス
252 : GPIBエラー
254 : タイムアウト
255 : パラメータ・エラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①送信データファイルの内容とデリミタコードの選択には十分注意してください。
バイナリデータのファイルでは、データ中にCRおよびLFコードが含まれる場合があります。
通常、バイナリデータを送信する場合にはデリミタなしのEOIのみで行います。
②取り扱えるファイル容量は1byte~256Mbyteです。
③仕様をVer2.13から変更しました。SrlenはVer2.13ではダミーでしたが、Ver3.00ではVer2.11以前のものと同じ仕様に再度修正いたしました。
Srlenにはファイル名の長さを指定してください。