■機能 デリミタを指定します。
■書式
(VB.NET用)
Dim Delim, Eoi, Ret As Integer
Ret = GpDelim(Delim, Eoi)
(C言語用)
DWORD Delim, Eoi, Ret;
Ret = GpDelim(Delim, Eoi);
(C#用)
uint Delim, Eoi, Ret;
Ret = gpib.Delim(Delim, Eoi);
(Python用)
Delim, Eoi, Ret = ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong(), ctypes.c_ulong()
Ret.value = GpibPy.GpDelim(Delim, Eoi)
■モード マスタモード/スレーブモード
■引数
Delim : デリミタ指定
0 : 未使用
1 : CR+LF
2 : CR
3 : LF
Eoi : EOI指定
0 : 未使用
1 : 使用
Ret : 終了情報(戻り値)
0 : 正常終了
80 : 初期化未実行
140 : 非同期関数の実行中
255 : パラメータエラー
(詳細は「戻り値一覧」参照)
■補足
①送信関数を実行した場合、ここで設定しているデリミタがデータの最後に自動的に付加されます。
②受信関数を実行した場合、ここで設定しているデリミタを受信した場合、受信を終了します。
受信データ数にはデリミタの分のデータ数はカウントされません。
③バイナリデータを受信する場合、データにCRおよびLFコードが含まれることがあります。
バイナリデータを受信する場合には、通常、デリミタなし(Delim=0)のEOI使用(Eoi=1)に設定します。
④GpTalkEx、GpListenEx、GpTalkAsync、GpListenAsyncを使用している場合、GpBoardstsExの設定により①および②の動作を変更することが可能です。
⑤GpDelim()を実行しない場合、送受信のデリミタには初期値Delim=1, Eoi=1(CR+LF+EOI)が適用されます。