モニターモードを設定します。
Ret = CanSetMonitorMode ( Id , ChannelNo , MonitorMode )
Id
[ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
CanInitで取得したデバイスIDを指定します。
ChannelNo
[ C, C++: unsigned short ] [ Python: ctypes.c_ushort ]
チャネル番号を指定します。
MonitorMode
[ C, C++: unsigned short ] [ Python: ctypes.c_ushort ]
モニタモードを指定します。
定義 |
値 |
意味 |
CCAN_MONITOR_OFF |
0 |
モニタモードOFF |
CCAN_MONITOR_ON |
1 |
モニタモードON |
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
戻り値 |
内容 |
CAN_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
CAN_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
CAN_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。 |
CAN_ERR_SYS_MONITOR_MODE |
20100 |
モニターモードが設定可能範囲外です。 |
その他のエラー（参照：エラーコード詳細）
MotionMode = CCAN_MONITOR_OFF: モニタモードOFF
チャネル毎にモニタモードを設定します。
モニタモードONにすると、CAN通信経由でデータ受信時にACKを返さず、回線上に影響を与えずデータモニタします。
CANバス未接続時のみ設定が可能です。
モニタモードON の時、CAN / CAN FD送信は行えません。
ChannelNo = 1のモニタモードONに設定します。
C, C++ |
long Ret; |
Python |
Ret = ctypes.c_long() |
なし