SmcWGetMoveSpeed


機能

動作中のパルス出力速度を取得します。

 

書式

Ret = SmcWGetMoveSpeed( Id , AxisNo , MoveSpeed )

 

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]

SmcWInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

 

AxisNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]

軸番号を指定します。

 

MoveSpeed [ C, C++: double * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_double) ]

現在動作中の速度を格納する変数のアドレスを指定します。

 

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

0

正常終了

0以外

異常終了

参照:エラーコード詳細

 

説明

本関数では小数点以下の速度を取得することはできません。
小数点以下は切り捨てられます。
また、取得速度と実際のモータの速度で誤差が生じる場合があります。
これはドライバ内の計算誤差によるものですのでご了承ください。

補間動作時、本関数にて速度取得が可能な軸は、補間制御軸のみです。 これは使用LSIの仕様です。

デバイス動作中での実行が可能です。

 

使用例

軸番号1のパルス出力速度を取得します。

 

C, C++

long Ret;

double MoveSpeed ;

Ret = SmcWGetMoveSpeed( Id , 1, &MoveSpeed );

 

Python

Ret = ctypes.c_long()

MoveSpeed = ctypes.c_double()

Ret.value = csmc.SmcWGetMoveSpeed( Id , 1, ctypes.byref(MoveSpeed) )

 

関連項目