機能
割り込みイベントコールバック関数を指定します。
書式
Ret = DioSetInterruptCallBackProc ( Id , CallBack , Param )
引数
Id
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。
CallBack[
C:PDIO_INT_CALLBACK ] [ Python: PDIO_INT_CALLBACK ]
コールバック関数のアドレスを指定します。
コールバック関数は関数ポインタで指定しますが、指定方法は言語により 異なりますので、注意してください。
Param
[ C: void * ] [ Python: ctypes.c_void_p ]
コールバック関数に渡したい任意のパラメータを指定します。
戻り値
Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
DIO_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
DIO_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
DIO_ERR_DLL_CALLBACK |
10400 |
コールバック関数のアドレスが無効です。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
説明
割り込み機能は、ハードウェア機能を使用して、指定したビットの入力値の変化を監視する機能です。
ビットの入力値が0から1、もしくは1から0になったとき、コールバックを通じてアプリケーションに 変化があったことを通知します。
割り込みコールバック設定を行った後、割り込みイベント設定を行い、割り込みが発生すると、 設定したコールバック関数が呼び出されます。
使用例
C |
Ret = DioSetInterruptCallBackProc(Id,
CallBack, Param); |
Python |
Ret = cdio.DioSetInterruptCallBackProc(Id,
CallBack, Param) |
関連項目
DioSetInterruptEvent PDIO_INT_CALLBACK 割り込み