DioInpBit

機能

入力ポートから1ビット入力します。

書式

Ret = DioInpBit ( Id , BitNo , &Data )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

BitNo [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
入力論理ビット番号を指定します。入力論理ビット番号は、デバイスの入力ビットの先頭を0として最後の入力ビットまで、連続で付けられた番号です。

Data [ C, C++: unsigned char *] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ubyte) ]
入力データを格納する変数のアドレスを指定します。

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

その他のエラー（参照：エラーコード詳細）

初期値

入力データの初期値は、外部機器がつながっていない状態では0です。

説明

入力ポートから1ビット入力します。ビットデータは0または1で返ります。

ワイヤレスI/Oデバイスの場合、親機に保存されている子機のデータを取得します。
子機のリアルタイム情報ではないことにご注意ください。
子機のリアルタイム情報を取得する場合はDioInpBitSR関数をご使用ください。

使用例

ビット0からデータを入力します。

C, C++

long Ret;

unsigned char Data;

Ret = DioInpBit(Id, 0, &Data);

Python

Ret = ctypes.c_long()

Data = ctypes.c_ubyte()

Ret.value = cdio.DioInpBit(Id, 0, ctypes.byref(Data))