DioDmSetClockTrg


機能

サンプリング/ジェネレーティングのクロック条件を設定します。

書式

Ret = DioDmSetClockTrg ( Id , Dir , Clock )

引数

Id [C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

Dir[C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
転送方向を設定してください。

定義

値(Dec)

意味

DIODM_DIR_IN

1

入力

DIODM_DIR_OUT

2

出力

Clock [C:unsigned long] [Python: ctypes.c_ulong]
クロック条件を設定してください。

定義

値(Dec)

意味

DIODM_CLK_CLOCK

1

内部クロック(タイマー)

DIODM_CLK_EXT_TRG

2

外部クロック

DIODM_CLK_HANDSHAKE

3

ハンドシェイク

DIODM_CLK_EXTSIG_1

4

SCコネクタEXTSIG1

DIODM_CLK_EXTSIG_2

5

SCコネクタEXTSIG2

DIODM_CLK_EXTSIG_3

6

SCコネクタEXTSIG3

EXTSIG1~EXTSIG3はスレーブ時のみ有効です。

戻り値

Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

値(Dec)

意味

DIO_ERR_SUCCESS

0

正常終了

DIO_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません(ioctlに失敗)。

DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED

20001

このデバイスではこの関数は使用できません。

DIO_ERR_SYS_DIRECTION

50000

入出力方向が設定範囲外です。

DIO_ERR_SYS_CLOCK

50003

クロック条件が設定範囲外です。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

初期値

デフォルトは内部クロックです。

説明

アプリケーションの動作を一定にするために、クロック条件は必ず設定してください。

使用例

C

Ret =DioDmSetClockTrg(Id, DIODM_DIR_IN, DIODM_CLK_CLOCK);
 

Python

Ret =cdio.DioDmSetClockTrg(Id, cdio.DIODM_DIR_IN, cdio.DIODM_CLK_CLOCK)
 

関連項目

DioDmSetInternalClock