CntSetTimeUpEvent


機能

タイマイベント要因を設定します。

書式

Ret = CntSetTimeUpEvent ( Id , TimeValue , Start )

引数

Id [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。

TimeValue [ C: unsigned long ] [ Python: ctypes.c_ulong ]
タイマ値をms単位で指定します。
指定可能範囲:1~200000

Start [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
タイマをスタートするかどうかを以下の定義値の何れかで指定します。

定義

意味

CNT_TIMER_STOP

0

タイマをストップする

CNT_TIMER_START

1

タイマをスタートする

戻り値

Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

意味

CNT_ERR_SUCCESS

0

正常終了

CNT_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました

CNT_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません。(ioctlに失敗)

CNT_ERR_DLL_CREATE_THREAD

10005

スレッドの作成に失敗しました。

CNT_ERR_SYS_USING_OTHER_PROCESS

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません。

CNT_ERR_SYS_CH_NO

20201

チャネル番号が設定可能範囲外です

CNT_ERR_SYS_TIMER_VALUE

20300

タイマ値が指定可能範囲外です。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細)

説明

ハードウェアのタイマ割り込み機能を使用して、割り込みを受け付ける機能です。
割り込みを実際に受け付けるのはコールバック関数になります。
コールバック関数はCntSetTimeUpCallBackProcで指定します。

使用例

C

Ret = CntSetTimeUpEvent(Id, TimeValue, Start);
 

Python

Ret = ccnt.CntSetTimeUpEvent(Id, TimeValue, Start)
 

関連項目

CntSetTimeUpCallBackProc