機能
タイマ割り込みイベントコールバック関数を指定します。
書式
Ret = CntSetTimeUpCallBackProc ( Id , CallBack , Param )
引数
Id
[ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。
CallBack
[ C: PCNT_TIMEUP_CALLBACK ] [ Python: PCNT_TIMEUP_CALLBACK ]
コールバック関数のアドレスを指定します。
コールバック関数は関数ポインタで指定しますが、指定方法は言語により
異なりますので、注意してください。
Param
[ C: void * ] [ Python: ctypes.c_void_p ]
コールバック関数に渡したい任意のパラメータを指定します。
戻り値
Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 |
意味 |
CNT_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
CNT_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
CNT_ERR_DLL_CALLBACK |
10400 |
コールバック関数のアドレスが無効です。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
説明
ハードウェアのタイマ割り込み機能を使用して、割り込みを受け付ける機能です。
割り込みコールバック設定を行った後、割り込みイベント設定を行い、割り込みが発生すると、設定したコールバック関数が呼び出されます。
使用例
C |
Ret = CntSetTimeUpCallBackProc(Id,
CallBack, Param); |
Python |
Ret = ccnt.CntSetTimeUpCallBackProc(Id,
CallBack, Param) |
関連項目
CntSetTimeUpEvent PCNT_TIMEUP_CALLBACK