CntSetCountMatchHardwareEvent


機能

カウント一致のハードウェアイベント設定を行います。マルチプロセス対応関数です。

書式

Ret = CntSetCountMatchHardwareEvent ( Id , ChNo , RegisterNo , EventType , Reserved )

引数

Id [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。

ChNo [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
設定するチャネル番号を指定します。

RegisterNo [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
比較レジスタの番号を指定してください。
指定可能範囲:
0 <= RegisterNo <= 1

EventType [ C: int] [ Python: ctypes.c_int ]
カウント一致のハードウェアイベントの種類を指定してください。
カウント一致したとき、設定した動作が実行されます。
カウント一致のハードウェアイベントは、以下のいずれかを設定します。

定義

意味

CNT_MATCH_NONE

0

イベント指定無効

CNT_MATCH_PRESET

1

カウント値プリセット

CNT_MATCH_CLEAR

2

カウント値ゼロクリア

Reserved [ C: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
0を指定してください。

戻り値

Ret [ C: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

意味

CNT_ERR_SUCCESS

0

正常終了

CNT_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました

CNT_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバを呼び出せません。(ioctlに失敗)

CNT_ERR_DLL_MODE

10100

モードが指定可能範囲外です

CNT_ERR_SYS_MODE

20100

モードが指定可能範囲外です

CNT_ERR_SYS_CH_NO

20201

チャネル番号が設定可能範囲外です

CNT_ERR_SYS_REGNO

20204

比較レジスタ番号が設定可能範囲外です

CNT_ERR_SYS_EVENT_TYPE

20302

ハードウェアイベントの種類が設定可能範囲外です

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

説明

・この関数は、カウンタスタート前に実行してください。

・EventType 引数で、カウント値プリセット(CNT_MATCH_PRESET)を指定する場合、ハードウェアイベント条件成立時に「CntSetPresetRegister」で設定したプリセット値がロードされます。

使用例

C

Ret = CntSetCountMatchHardwareEvent (Id, 0, 0, CNT_MATCH_CLEAR, 0);
 

Python

Ret = ccnt.CntSetCountMatchHardwareEvent (Id, 0, 0, ccnt.CNT_MATCH_CLEAR, 0)
 

関連項目

CntSetPresetRegister