簡易デジタル出力

出力ビット

デジタル入力の各点を出力ビットと呼びます。
出力点数が4のデバイスの場合、各ビットはビット0~ビット3として定められています。

 

ビット単位での出力

出力ビットを指定して1または0を指定することにより、そのビットの状態をONまたはOFFに変化させることができます。

ビット単位でのデジタル出力には、AioOutputDoBit関数を使用します。

Ret = AioOutputDoBit ( Id , DoBit , DoData )

DoBitには、デジタル出力を行うビット番号を指定します。入力点数が4のデバイスの場合、指定できるビット番号は0, 1, 2, 3です。

DoDataには、デジタル出力データを指定します。
指定したビットをONにする場合1、OFFにする場合0を設定します。

 

バイト単位での出力

各出力ビットにバイト単位でまとめて出力することができます。出力点数が4のデバイスの場合、各出力ビットは以下のように並び、出力可能なバイトデータは0~15までの値となります。

例)ビット0:ON、ビット1:OFF、ビット2:ON、ビット3:OFFを出力する場合
  バイトデータ=5(5H)

バイト単位でのデジタル出力には、AioOutputDoByte関数を使用します。

Ret = AioOutputDoByte ( Id , DoPort , DoData )

DoPortには、デジタル出力を行うポート番号を指定します。入力点数が4のデバイスの場合、指定できるポート番号は0のみです。

DoDataには、デジタル出力データを指定します。各ビットの出力データをバイトデータで指定します。