AioInputDiBit

機能

指定デジタル入力ビットからデータを入力します。マルチプロセス対応関数です。

Ret = AioInputDiBit ( Id , DiBit , DiData )

Id [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスＩＤを指定します。

DiBit [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
デジタル入力ビットを指定します。

DiData [ C, C++： short * ] [ Python： ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
入力データを格納する変数のアドレスを指定します。

0	OFF
1	ON

Ret [ C, C++： long ] [ Python： ctypes.c_long ]

戻り値	内容
0	正常終了
7	スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください
10001	無効なIDが指定されました関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。
10002	ドライバを呼び出せません始めにAioInit関数を実行しください。
14000	DiBitの値が関数の指定範囲外ですデジタル入力ビットは 0≦DiBit≦最大ビットの範囲で指定してください。
14001	DiDataのポインタがNULLです
20001	このデバイスではこの関数は使用できません
24000	DiBitの値が使用しているデバイスの範囲外です

デジタル入力機能を持たないデバイスでは使用できません。

デジタル入力と外部制御信号入力が兼用のデバイスは、どちらかの機能しか使用することができません。
外部制御信号を設定している時にデジタル入力を行うと、外部制御信号の設定が無効になります。

AIO-163202G-PE
AIO-163202UG-PE
AIO-123202G-PE
AIO-123202UG-PE

デバイス上の「Eシリーズ設定」用ジャンパによって動作が異なります。

デバイス上の「Eシリーズ設定」用ジャンパが「Eシリーズ互換として使用しない」の場合、AioSetDioDirectionで入出力方向を切り替えることができます。

DIO00～DIO07へアクセスする場合、引数DiBitは0～7を指定します。

DIO08～DIO15へアクセスする場合、引数DiBitは8～15を指定します。

デジタル出力ポートの場合は、エコーバック値となります。

デバイス上の「Eシリーズ設定」用ジャンパが「Eシリーズ互換として使用する」の場合、DIO00～DIO07が入力、DIO08～DIO15が出力固定です。

DIO00～DIO07へアクセスする場合、引数DiBitは0～7を指定します。

DIO08～DIO15へはアクセスできません。

AIO-121602LN-USB

AIO-120802LN-USB

AioSetDioDirectionで入出力方向を切り替えることができます。

DIO00～DIO07へアクセスする場合、引数DiBitは0～7を指定します。

DIO08～DIO15へアクセスする場合、引数DiBitは8～15を指定します。

デジタル出力ポートの場合は、エコーバック値となります。

0ビットからデジタルデータを入力します。

C, C++	long Ret; short DiData; Ret = AioInputDiBit ( Id , 0 , &DiData );
Python	Ret = ctypes.c_long() DiData = ctypes.c_short() Ret.value = caio.AioInputDiBit ( Id , 0 , ctypes.byref(DiData) )