比較カウント一致後にロードされるプリセット値を設定します。
Ret = AioSetCntPresetReg ( Id , CntChannel , PresetNumber , PresetData , Flag )
Id [
C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。
CntChannel
[ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
カウンタのチャネルを設定します。
PresetNumber
[ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
設定するプリセットデータの総数を指定します。
PresetData
[ C, C++: long * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_long) ]
カウンタのプリセット(初期値)を格納した配列のポインタを指定します。
デバイスにより設定できる範囲は異なります。
Flag
[ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
プリセットデータ配列を繰り返し設定するかどうかを指定します。
0 |
繰り返し設定なし |
1 |
繰り返し設定あり |
繰り返し設定ありの場合、配列の最後のプリセットが設定された次回の比較カウント一致で、再び配列の先頭データがプリセットされます。
繰り返し設定無しの場合、配列の最後のプリセットが設定された以降の比較カウント一致では、データはプリセットされません。
Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
戻り値 |
内容 |
0 |
正常終了 |
7 |
スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください |
10001 |
無効なIDが指定されました |
10002 |
ドライバを呼び出せません |
15020 |
CntChannelの値が関数の指定範囲外です |
15021 |
PresetNumberの値が関数の指定範囲外です |
15022 |
Flagの値が関数の指定範囲外です |
15023 |
PresetDataのポインタがNULLです |
20001 |
使用しているデバイスではこの関数を使用することができません |
20002 |
デバイスが動作中のため実行できません |
20003 |
他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません |
25020 |
CntChannelの値がデバイスの指定範囲外です |
25021 |
PresetNumberの値がデバイスの指定範囲外です |
未使用
比較カウント一致後のカウント値は、この関数で設定された値がロードされます。
比較カウント一致が発生するたびに、配列で設定された値が順番にロードされます。
比較カウント一致後にプリセットしたいデータが固定値の場合、PresetNumber = 1、Flag = 1としてください。
この機能を使用するには、AioSetCntComparisonMode関数で動作モードにプリセットカウント値のロードを設定する必要があります。
カウンタ機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。
AI-1664UG-PE |
設定可能なPresetNumberは1~255(FFH)です。 |
AIO-160802L-LPE AI-1616L-LPE |
設定可能なPresetNumberは1のみです。 |
AIO-163202FX-USB |
設定可能なPresetNumberは1~255(FFH)です。 |
AIO-121602LN-USB |
設定可能なPresetNumberは1~255(FFH)です。 |
AI-1664LAX-USB |
設定可能なPresetNumberは1~255(FFH)です。 |
AO-1604LX-USB |
設定可能なPresetNumberは1~255(FFH)です。 |
0チャネルに、1番目のプリセットデータ10000を繰り返しで設定します。
C, C++ |
long
Ret; |
Python |
Ret
= ctypes.c_long() |
関連項目