AioSetAoStartTrigger


機能

変換開始条件の設定を行います。

書式

Ret = AioSetAoStartTrigger ( Id , AoStartTrigger )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

AoStartTrigger [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
変換開始条件を以下の範囲から設定します。
デバイスにより設定できる値は異なります。

0

ソフトウェア

1

外部トリガ立ち上がり

2

外部トリガ立ち下がり

10

イベントコントローラ出力

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

13240

AoStartTriggerの値が関数の指定範囲外です

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20002

デバイスが動作中のため実行できません
この関数を使用するには、アナログ出力動作が停止している必要があります。

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

23240

AoStartTriggerの値が使用しているデバイスの指定範囲外です

初期値

全てのデバイスでソフトウェア開始

説明

この関数を実行しただけではイベントコントローラの接続は変更されません。アナログ出力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

デバイス別仕様

AIO-163202G-PE
AIO-163202UG-PE
AIO-123202G-PE
AIO-123202UG-PE
AIO-163202F-PE
ADA16-32/2(PCI)F

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2、10です。

AIO-160802L-LPE
ADA16-8/2(LPCI)L
ADAI16-8/2(LPCI)L
AIO-160802LI-PE

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

AO-1604L-LPE
DA16-16(LPCI)L
DA16-8(LPCI)L
DA16-4(LPCI)L
DAI16-4(LPCI)L
AO-1604LI-PE
AO-1608L-LPE
AO-1616L-LPE

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

DA12-16(PCI)
DA12-8(PCI)
DA12-4(PCI)

設定可能なAoStartTriggerは0、2です。

AO-1604CI3-PCI

設定可能なAoStartTriggerは0、2です。

AIO-160802AY-USB
AIO-160802GY-USB

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

AIO-163202FX-USB

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2、10です。

AIO-121602LN-USB
AIO-120802LN-USB

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

AO-1604LX-USB

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

AO-1604VIN-USB
AO-1604AIN-USB
AO-1604VIN-ETH
AO-1604AIN-ETH

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

AIO-16256256-DEMO

設定可能なAoStartTriggerは0、1、2です。

使用例

変換開始条件をソフトウェアに設定します。

C, C++

long Ret;
Ret = AioSetAoStartTrigger ( Id , 0 );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Ret.value = caio.AioSetAoStartTrigger ( Id , 0 )
 

関連項目

AioGetAoStartTrigger