AioGetAoEventTransferTimes

機能

指定転送回数毎イベントを使用する場合のデータ転送数を取得します。
この設定は、AioSetAoTransferMode関数で変換データ転送方式をデバイスバッファモードに設定した場合に必要になります。
変換データ転送方式がユーザーバッファの場合には実行する必要はありません。

Ret = AioGetAoEventTransferTimes ( Id , AoTransferTimes )

Id [ C, C++： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスＩＤを指定します。

AoTransferTimes [ C, C++： long * ] [ Python： ctypes.POINTER(ctypes.c_long) ]
イベントを発生させるデータ転送回数を格納する変数のアドレスを指定します。

Ret [ C, C++： long ] [ Python： ctypes.c_long ]

戻り値	内容
0	正常終了
7	スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください
10001	無効なIDが指定されました関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。
10002	ドライバを呼び出せません始めにAioInit関数を実行しください。
13670	AoTransferTimesのポインタがNULLですパラメータには変数のアドレスを指定してください。
20001	使用しているデバイスではこの関数を使用することができません
20002	デバイスが動作中のため実行できませんこの関数を使用するには、アナログ出力動作が停止している必要があります。
20003	他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

全てのデバイスでAoTransferTimes = 500

アナログ出力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

設定されている指定転送回数毎イベントの転送回数を取得します。

C, C++	long Ret; long AoTransferTimes; Ret = AioGetAoEventTransferTimes ( Id , &AoTransferTimes );
Python	Ret = ctypes.c_long() AoTransferTimes = ctypes.c_long() Ret.value = caio.AioGetAoEventTransferTimes ( Id , ctypes.byref(AoTransferTimes) )