AioGetAiStopLevelEx


機能

レベル比較停止時のレベル取得を行います。レベル設定は、電圧または電流で格納されます。

書式

Ret = AioGetAiStopLevel ( Id , AiChannel , AiStopLevel , AiDirection )

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

AiChannel [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
0固定とします。 (予約)

AiStopLevel [ C, C++: float * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_float) ]
レベル比較データを格納する変数のアドレスを指定します。データは電圧または電流で格納されます。

AiDirection [ C, C++: short * ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_short) ]
レベル比較の方向を格納する変数のアドレスを指定します。

0

両方

1

立ち上がり

2

立ち下がり

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

11950

AiChannelの値が指定範囲外です

11951

AiStopLevelのポインタがNULLです
パラメータには変数のアドレスを指定してください。

11952

AiDirectionのポインタがNULLです
パラメータには変数のアドレスを指定してください。

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20002

デバイスが動作中のため実行できません
この関数を使用するには、アナログ入力動作が停止している必要があります。

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

21950

AiChannelの値が使用しているデバイスの範囲外です

初期値

全てのデバイスで、AiChannel = 0、AiDirection = 0

12ビット分解能のデバイス

AiStartLevel = バイナリ値で800Hに相当する電圧または電流

16ビット分解能のデバイス

AiStartLevel = バイナリ値で8000Hに相当する電圧または電流

説明

アナログ入力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

使用例

チャネル0の比較停止レベルと方向を取得します。

C, C++

long Ret;
float AiStopLevel;
short AiDirection;
Ret = AioGetAiStopLevelEx ( Id , 0 , &AiStopLevel , &AiDirection );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
AiStopLevel = ctypes.c_float()
AiDirection = ctypes.c_short()
Ret.value = caio.AioGetAiStopLevelEx ( Id , 0 , ctypes.byref(AiStopLevel) , ctypes.byref(AiDirection) )
 

関連項目

AioSetAiStopLevelEx