AioSetAiStopDelayTimes


機能

変換停止遅延回数の設定を行います。

書式

Ret = AioSetAiStopDelayTimes ( Id , AiStopDelayTimes)

引数

Id [ C, C++: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
AioInit 関数で取得したデバイスIDを指定します。

AiStopDelayTimes [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]
変換停止遅延回数を指定します。

戻り値

Ret [ C, C++: long ] [ Python: ctypes.c_long ]

戻り値

内容

0

正常終了

7

スタンバイモードから復帰したため、AioResetDevice関数を実行してください

10001

無効なIDが指定されました
関数に指定するIDは、AioInitで取得したIDを使用してください。

10002

ドライバを呼び出せません
始めにAioInit関数を実行しください。

11360

AiStopDelayTimesの値が関数の指定範囲外です
AiStopDelayTimesには0以上の値を設定してください。

20001

使用しているデバイスではこの関数を使用することができません

20002

デバイスが動作中のため実行できません
この関数を使用するには、アナログ入力動作が停止している必要があります。

20003

他のプロセスがデバイスを使用しているため、実行できません
他のプロセスがデバイスを使用しているときは、マルチプロセス対応関数以外実行できません。

初期値

すべてのデバイスでAiStopDelayTimes = 0

説明

アナログ入力機能を持たないデバイスでは使用できません。
デバイスが動作中の場合、この関数は実行できません。

デバイス別仕様

AI-1204Z-PE
AI-1664UG-PE
AIO-163202G-PE
AIO-163202UG-PE
AIO-123202G-PE
AIO-123202UG-PE

設定可能なAiStopDelayTimesは0~134217728です。

AIO-163202-PE
ADA16-32/2(PCI)F

設定可能なAiStopDelayTimesは0~67108864です。

AIO-163202FX-USB

設定可能なAiStopDelayTimesは0~67108864です。

使用例

変換停止遅延回数を100回に設定します。

C, C++

long Ret;
Ret = AioSetAiStopDelayTimes ( Id , 100 );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Ret.value = caio.AioSetAiStopDelayTimes ( Id , 100 )
 

関連項目

AioGetAiStopDelayTimes