デバイスの入力レンジは通常±10Vなどの電圧ですが、スケール変換を行うことにより、デバイスの入力レンジから、任意の物理量へ値を変換することができます。
スケール変換は、任意の電圧2点に対する値を設定することで行います。
全ての項目の設定を終えた後、「OK」ボタンをクリックします。
列項目 |
説明 |
①シーケンス |
チャネル設定画面で追加されたチャネルのシーケンスが表示されます。 |
②有効 |
チェックボックスへのON/OFF切り替えにより、スケール設定の有効/無効を切り替えることができます。 |
③データ1 |
デバイスの入力レンジ(電圧レベル)での、任意の2点を指定します。 |
⑤スケール値1 |
データ設定で指定した2点に対して、スケール変換後の値を設定します。 |
⑦「OK」ボタン |
スケール設定を反映し、「チャネル設定」画面へ戻ります。 |
⑧「キャンセル」ボタン |
スケール設定を破棄し、「チャネル設定」画面へ戻ります。 |
デバイスのレンジが±5V、入力チャネルには圧力センサが接続されており、センサの出力電圧が1~5Vで、圧力レンジが0~100kPaの場合
1点目のデータを1.0(V)とし、スケール値を0(kPa)とします。
2点目のデータを5.0(V)とし、スケール値を100(kPa)とします。
これにより、収集データは電圧(V)から圧力(kPa)に変換されます。
「チャネル設定」のリストは以下の表示となります。
C-LOGGERの「TYウィンドウ」は以下の表示となります。