基本データ収集サンプル [BasicLogger]


外観

 

概略

C-LOGGERを起動させるクライアントアプリケーションのサンプルです。
C-LOGGER SDKの使い方を学ぶ際は、まずは、このサンプルを参照することをおすすめします。

このサンプルを実行する前に、以下の準備を行ってください。

あらかじめ、Windows OS上にサポートデバイスを組み込む必要があります。
サポートデバイスが手元にない場合は、"AIO Demo Device "を、Windows OS上に登録することで、C-LOGGERの動作を確認できます。
"AIO Demo Device "の組み込み方法は、API-TOOL(WDM)ヘルプの”ホーム > ドライバ環境構築 > デバイスドライバのインストール > DEMO DEVICE”を参照ください。

さらに、C-LOGGER本体でデバイス設定やチャネル設定を行い、デバイスからデータ入力ができることも、ご確認ください。
正常にデバイスが動作する状態で、ローカルドライブに収集条件の内容をファイル保存してください。

 

使用手順

1.初期化処理

 ・サンプルプログラムを起動すると、メイン画面が表示されます。
  C-LOGGERの起動サイズを、画面サイズで指定します。(最小化、通常、最大化)

 ・[LoggerOpenApplication]ボタンをクリックすると、C-LOGGERが起動します。
  C-LOGGERが起動しない場合は、正常にC-LOGGERがインストールされていない可能性があります。
  アプリケーションのアンインストールを行った後、再度インストールを行ってください。

 ・C-LOGGER本体で指定した”デバイス名”を変更しない場合は、[LoggerSetDeviceName]ボタンをクリックする必要はありません。

2.収集条件ファイル設定

 ・C-LOGGER本体で保存した収集条件ファイルを指定します。

  収集条件ファイルの指定は、2つの方法があります。

  1つ目は、ファイル名:項目に、直接ファイル名を入力してください。

  2つ目は、ファイル名:項目内の右横に「フォルダ開く」アイコンがあります。
  この「フォルダ開く」アイコンをクリックすると、ローカルドライブ内をファイル閲覧でき、所定の収集条件ファイルを選択できます。

 ・収集条件ファイル名を指定した後、[LoggerImportSettingFile]ボタンをクリックすると、収集条件ファイルが読み込まれ、C-LOGGER本体に収集条件が反映されます。

3.動作

 ・メイン画面から、[収集開始]ボタンをクリックすると、指定デバイスからデータ入力が始まります。
 ・メイン画面から、[収集停止]ボタンをクリックすると、指定デバイスからのデータ入力が停止します。
  C-LOGGERの画面サイズを「通常」にすると、[収集開始]/[収集停止]の指示に呼応して、C-LOGGER上の描画も更新されます。
  C-LOGGERの描画に関しては、C-LOGGERの画面構成を参照ください。

 ・メイン画面から、[LoggerGetApplicationStatus]ボタンをクリックすると、指定デバイスのステータスを確認できます。
  C-LOGGERの画面サイズが「最小化」になっていても、C-LOGGERの動作状態を確認することができます。

4.終了処理

 ・メイン画面[LoggerCloseApplication]ボタンをクリックすると、C-LOGGERが終了します。
  他のクライアントアプリケーションから、OpenApplication関数を実行することができます。

 ・C-LOGGERからデータ入力を行う場合は、再度、[LoggerOpenApplication]ボタンを押してください。

5.閉じる

 ・[閉じる]ボタンをクリックすると、クライアントアプリケーションが終了します。