任意波形の設定方法


C-WaveformGeneratorで、任意波形を指定する場合は、別途、Comma Separated Values(CSV)形式のファイルを準備する必要があります。
波形選択パネルから、「任意」ボタンを押すと、CSVファイルを選択することができます。

読み込めるCSVファイルフォーマットは以下の通りです。

 ・C-WaveformGeneratorで保存したCSVファイル
 ・C-LOGGERで保存したCSVファイル  ※バイナリ形式は、C-WaveformGeneratorで読み込めません

新規CSVファイルを作成する場合は、下記のCSV形式のフォーマットに準拠してください。

当社としては、C-WaveformGeneratorで保存したCSVファイルをカスタマイズすることをお奨めします。
詳細は、保存データのフォーマットを参照ください。

 

C-WaveformGenerator

以下、C-WaveformGeneratorのCSV形式フォーマットです。

【CSV形式フォーマットのスタイル】

改行コードは、CRLFです。
4行のヘッダに続き、データ が一行ごとに時系列で並びます。

 

【ヘッダ部】

行数 意味 補足 入力例

1行目

Generator Waveform

必須です。

本文字列がない場合、「ファイルの読込に失敗しました」とメッセージ表示し、CSVファイルを読み込みません。

Generator Waveform

2行目

(任意)

3行目の説明用です。

空行でも問題ありません。

 

Version,Channels,Number

3行目

Version, Channels, Number

Version: ファイルバージョンを示します。

現在は、利用していません。

 

144,1,100

Channels: 5行目以降の列数を指定します。入力範囲は、1~16です。

併用デバイスのアナログ出力チャネル数に応じた列を読み込みます。

対応する列がない場合、1列目のデータが採用されます。

 例:ch0=1列目、ch1=2列目、ch2=3列目、ch3=4列目・・・・

 

Number: 5行目以降の行数(データ数)を指定します。入力範囲は、1~16,000です。

データ数にかかわらず、内部では1周期=1000点となります。

 例:データ数100の場合 -> 同じデータを10回連続出力し、次行のデータへ移ります。
 例:データ数1000の場合 -> 1データを出力すると、次行のデータへ移ります。
 例:データ数10000の場合 -> 10点中9点を間引き、データを出力します。

 例:データ数1000にもかかわらず、5行目以降に100行しかない(足りない)場合
     ->同じデータを10回連続出力し、次行のデータへ移ります。

 例:データ数が1000にもかかわらず、5行目以降が10000行ある(多すぎる)場合
     ->5行目から1000行のみ有効とします。1001行以降は無効となります。

4行目

(任意)

5行目以降のデータの説明用です。

空行でも問題ありません。

 

Data

 

【データ部】

データは浮動小数点です。電圧もしくは、電流データとなります。
データに続け、","が必要です。

 

【CSVファイル例】

 

C-LOGGER  

以下、C-LOGGERのCSV形式フォーマットの概略です。
詳細は、C-LOGGERの解説書を参照ください。

【CSV形式フォーマット】

改行コードは、CRLFです。
6行のヘッダに続き、データ が一行ごとに時系列で並びます。

【詳細】

情報

説明

①収集実行情報

収集を実行した条件や情報が保存されています。

②収集チャネル情報

収集を実行したときのチャネル情報が保存されています。

③収集データ

収集したデータをチャネル毎に保存されています。データはバイナリ値です。