イベント設定
① DIエッジ検出設定 [di_event_edge.vi]

 

 デジタル入力のエッジ検出を行う場合に選択します

 


IN/OUT 端子レイアウト

 


入力端子

EdgeBit

初期値: 0

[必須]
エッジ検出を行うビット番号を指定します

 

EdgeType

初期値: 0(無効)

[必須]
エッジ検出の方向を指定します

0: 無効(エッジ検出を行いません)
1: 立ち上がり
2: 立ち下がり
3: 両方

いったん設定したエッジ検出を無効にする場合、0 を指定してください

 

出力端子

Edge out

エッジ検出の設定状態を返します

0: エッジ検出無効
1: エッジ検出有効(割り込み)
2: エッジ検出有効(トリガ)

EdgeTypeに 0 を指定した場合や、エッジ検出が設定できなかった場合は 0 が返ります
エッジ検出が設定できた場合、1 または 2 が返ります

割り込みとトリガの違い

デジタル入力デバイスには、デジタル入力信号の変化を検出する機能として割り込みとトリガがあり、デバイスによって使用可能な機能は異なります。

基本的には割り込みの方が高速で信頼性も高いですが、トリガは両方向に設定できるなど機能面で優れています。

DAQ-LV-WINでは、エッジ検出を設定すると以下の優先度で割り込みまたはトリガ機能を使用します。

 1. 割り込みが使用可能な条件であれば割り込みを使用します
 2. トリガが使用可能であればトリガを使用します
 3. どちらも使用できない場合は設定を行わず、EdgeStatusに 0 が返されます

トリガ機能を使用している場合、短時間(10msec前後以下が目安)で発生した信号変化を取りこぼす場合がありますので注意が必要です。