イベント設定
③ ハードウェアイベント設定 [cnt_event_hw.vi]

　カウンタデバイスのハードウェアイベントを設定する場合に選択します

IN/OUT 端子レイアウト

入力端子

[必須]
ハードウェアイベントを設定するチャンネル番号を指定します

カウント一致等のハードウェアイベントで出力するワンショットパルスのパルス幅を指定します
サンプリング機能搭載タイプとそれ以外のデバイスで、設定値の範囲とパルス幅が異なります

・サンプリング機能搭載タイプのカウンタデバイスの場合

・サンプリング機能搭載タイプ以外のカウンタデバイスの場合

この設定を行うと、カウンタデバイスの状況によって外部へ信号を出力できます
制御信号を出力するハードウェアイベントは、2 要素のクラスタで指定します

■要素1： 出力イベントタイプ（EventType）

　制御信号を出力するイベント要因を 5 つのブール値で指定します
　任意の1つまたは複数の要因をTrue（有効）にすることができます
　すべての要因がFalseの場合、制御信号出力端子を汎用出力として使用できます

　※初期状態ではすべての要因がFalseで、汎用出力として使用します

■要素2： 出力信号論理（OutputLogic）

　制御出力信号の出力論理を指定します

0： 負論理
1： 正論理

※汎用出力は、「書き込み - ①デジタル出力(1bit)」で実行することができます
　その際、DoBitにはチャンネル番号を指定してください

この設定を行うと、カウント一致のタイミングで自動的にカウント値を変更することができます
カウント一致のハードウェアイベントは、2 要素のクラスタで指定します

■要素1： カウント一致イベントタイプ（EventType）

　カウント一致の際に実行するハードウェアイベントをを指定します

　※初期状態ではイベント指定無効で、カウント一致ハードウェアイベントを行いません

■要素2： 比較レジスタ番号（RegisterNo）

　カウント一致を行う比較レジスタ番号を指定します
　設定可能範囲：　0 or 1

この設定を行うと、外部からカウンタデバイスへの信号入力で、カウンタを制御できます
制御信号入力のハードウェアイベントは、3 要素のクラスタで指定します
処理の選択は要素1(EventType)で、要素2と要素3(RF0,RF1)は付随する設定です

■要素1： 入力イベントタイプ（EventType）

　制御信号の入力で実行するハードウェアイベントを指定します

　※初期状態ではハードウェアイベントは行わず、汎用入力として使用します

　・カウンタスタート／ストップ の場合、RF0 の条件でスタート、RF1 の条件でストップします
　・カウント値プリセット の場合、RF0 の条件でプリセットします
　・カウント値ゼロクリア の場合、RF0 の条件でゼロクリアします

■要素2： 制御入力トリガエッジ0（RF0）
■要素3： 制御入力トリガエッジ1（RF1）

　要素1(EventType)で指定した処理を実行する、制御信号入力の方向を指定します

0： 実行しない
1： 立ち上がりで実行（入力信号がLowからHighに変化したタイミングで実行する）
2： 立ち下がりで実行（入力信号がHighからLowに変化したタイミングで実行する）

　汎用入力の場合や、RF1の設定が不要な場合は、0 を指定してください

※汎用入力は、「読み取り - ①デジタル入力(1bit)」で実行することができます
　その際、DiBitにはチャンネル番号を指定してください。また、「読み取り - ②デジタル入力(1port)」で全チャンネルまとめて読み取ることも可能です

ハードウェアイベントでプリセットを行う場合に使用する、プリセット値を指定します
設定可能範囲： 0～4,294,967,295 （FFFFFFFFH）

この設定はハードウェアイベント条件成立時にのみ使用されます
　カウント値を即座に変更したい場合には、「書き込み」のカウンタプリセットを行ってください