状態
② DOジェネレーティング [do_status_gen.vi]

 

 デジタル出力ジェネレーティングのステータスを確認する場合に選択します

 


IN/OUT 端子レイアウト

 


出力端子

DoGeneratingCount

現在のジェネレーティング状態を 3 要素のクラスタで取得します

■要素1: Event

  書き込みVIの「DoEventTimes」で指定した個数のデータが溜まったかどうかの通知状態を返します
  このブール値がTrueの状態で一度本VIを実行すると、再度指定個数のデータが溜まるまで、Falseになります
  「DoEventTimes」が未配線(0)の場合、通知は行われませんので常にFalseになります

■要素2: EventCount

  通算の通知回数を返します

■要素3: GeneratingCount

  出力されたデータ数を返します

■要素4: RepeatCount

  現在のリピート回数(繰り返し出力の回数)を返します

 

DoGeneratingStop

ジェネレーティング停止通知状態を返します
このブール値がTrueの状態で一度本VIを実行すると、再度停止状態になるまでFalseになります

 

DoGeneratingStatus

現在のジェネレーティングステータスを取得します
16 進表記のビット単位で以下の意味を持ちます

ステータス

意味

01H

ジェネレーティング開始

ジェネレーティングが開始したことを示します
ジェネレーティングが停止すると、このステータスは0になります

02H

ジェネレーティング停止

ジェネレーティングが終了したことを示します
次回ジェネレーティングの開始時に0になります

04H

トリガ信号入力

外部スタートでスタート信号が入ったことを示します
次回ジェネレーティングの開始時に0になります

08H

オーバーラン

外部スタートでスタート信号が2回以上入ったことを示します

外部接続信号の仕様上問題がなければ無視してください
次回ジェネレーティングの開始時に0になります

例)DoGeneratingStatus が「5H」のとき
    「ジェネレーティング開始」かつ「トリガ信号入力」が ON になっています

 

DoGeneratingError

ジェネレーティングのエラー状態を返します
16 進表記のビット単位で以下の意味を持ちます

エラーステータス

意味

01H

ボードメモリエンプティ

ボード上のメモリが空になったことを示します。

主原因は、システムの負荷が高くバスマスタ転送が間に合わないためです。
転送レートを下げる、システムの負荷を下げる等の対策が必要です。

10H

トリガエラー

外部スタートで、スタート信号とストップ信号が同時に入ったことを示します。

このステータスが立った場合、転送は行われません。
外部スタート信号と外部ストップ信号の入り方を確認してください。

20H

クロックエラー

外部クロックで入力中に次のクロックが入ったことを示します。

このステータスが立った場合、指定の外部クロックではジェネレーティングできません。
外部クロックの周期を下げることを検討してください。

40H

同期スレーブエラー

スレーブからの停止要因で強制停止したことを示します。
スレーブ側のエラーを確認してください。

80H

同期マスタエラー

マスタからの停止要因で強制停止したことを示します。
マスタ側のエラーを確認してください。