読み取り
⑰ CNTサンプリング [read_cnt_samp.vi]

 

 カウンタ入力のサンプリングデータを取得する場合に選択します

 


IN/OUT 端子レイアウト

 


入力端子

CntSamplingTimes

初期値: 1000

読み取るデータ数を1Chあたりのサンプリング回数で指定します

サンプリング回数は使用するチャンネル数とは無関係です
 例えば 2 チャンネルで 1000 回のサンプリングを行い、2000 データを取得する場合、CntSamplingTimes には 1000 を指定します

 

Timeout

「-1」設定可

初期値: 10000

読み取りタイムアウト時間を指定します。単位はミリ秒で、初期値は10,000(10秒)です
CntSamplingTimesで指定したデータ個数が存在しない場合、データが溜まるまでVI内で待機します
また、Timeoutの指定時間が経過すると、その時点で読み取れるデータ個数を読み取ります

この値に「0」を指定すると、このVIは待機せずにデータを読み取ります
「-1」を指定すると、指定個数のデータが溜まるまで待機し続けます

この入力端子の「-1」指定は他のVIと意味合いが異なりますのでご注意ください

 

出力端子

CntData

読み取ったデータを配列(1D配列)に取得します

配列内のデータは、チャンネル番号順になっています

 例)3チャンネルのカウンタサンプリングを行った場合のデータ配列(数字はチャンネル番号)
  [0][1][2][0][1][2][0][1][2]・・・

 

CntDataNum

読み取ったデータ個数を取得します
CntSamplingTimesで指定したデータ個数が存在すれば、同じ値になります

Timeoutに0を指定した場合やタイムアウトした場合、実際に読み取れたデータ個数を返します

 

CntSamplingReadStatus

サンプリングデータの読み取りステータスを取得します

ステータス

意味

0

正常終了

CntSamplingTimesで指定したデータ数を読み取ったことを示します

1

データ数不足

Timeoutに0を指定時、CntSamplingTimesで指定したデータ数が存在せず、読み取れなかったことを示します

2

タイムアウト

Timeoutに1以上の待機時間を指定時、指定時間待機してもCntSamplingTimesで指定したデータ数が溜まらなかったことを示します
この場合、取得できる分だけデータを取得します

3

オーバーフロー

DAQ-LV-WINで確保しているバッファがオーバーフローしたことを示します
収集したデータはすべて破棄され、読み取ることはできません

4

エラー

読み取り中に何らかのエラーが起こったことを示します