機能
グラフの表示倍率を自動調整します。
書式
Ret = dncGraph1.AutoZoom(ZoomDirection, DataRange)
引数
ZoomDirection [ C#: short ] [ VB.NET:
Short ]
拡大・縮小の方向を指定します。
値 |
説明 |
0 |
X軸方向 |
1 |
Y軸方向 |
2 |
両方 |
DataRange [ C#: short ] [ VB.NET:
Short ]
拡大縮小の基準とする対象範囲を指定します。
値 |
説明 |
0 |
全体 |
1 |
画面表示範囲 |
戻り値
Ret [ C#: int ] [ VB.NET: Integer ]
値 |
説明 |
0 |
成功 |
510001 |
入力パラメータ(引数)が不正です。パラメータ内容を確認してください。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
説明
指定条件のデータ全体が表示画面に対して、比率が100%になるように拡大率を調整します。
実行例を以下に示します。
■グラフ例
①ZoomDirection
:0 X軸方向、DataRange:0 全体
・現在表示状態にかかわらず、X軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
*Y軸方向の拡大率は変化しません。
②ZoomDirection
:0 X軸方向、DataRange:1 画面表示範囲
・現在表示中の画面内データを対象として、X軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
*Y軸方向の拡大率は変化しません。
③ZoomDirection
:1 Y軸方向、DataRange:0 全体
・現在表示状態にかかわらず、Y軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
*X軸方向の拡大率は変化しません。
④ZoomDirection
:1 Y軸方向、DataRange:1 画面表示範囲
・現在表示中の画面内データを対象として、Y軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
*X軸方向の拡大率は変化しません。
⑤ZoomDirection
:2 両方、DataRange:0 全体
・現在表示状態にかかわらず、XY軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
*ツールバーにおけるアジャストズームと同様の機能です。
⑥ZoomDirection
:2 両方、DataRange:1 画面表示範囲
・現在表示中の画面内データを対象として、XY軸方向全体にデータが表示されるよう調整します。
使用例
X軸方向の全データが表示されるように指定します。
C# |
int
Ret
|
VB.NET |
Dim
Ret As Integer
|