DncFFTコンポーネントは、Visual Studio標準のプロパティウインドウからも設定することが可能ですが、専用の設定画面を用意しています。
設定画面の表示は、コンポーネントのプロパティを設定する
をご覧ください。
①タスク設定反映ボタン
自身を参照しているタスクのパラメータを反映します。
・サンプリング周波数
・サンプリングチャネル数
・サンプリングデータ数
・データ連携を有効にします。
参照タスクが存在しない場合はボタンを無効化し、タスクNo.に"-"を表示し、グレーアウトします。(連携時はメッセージ表示)
②参照タスクNo.
タスク連携されるDncDaqのTaskNo.を示します。
③演算パラメータ:解析タイプ
フーリエ変換計算方法(FFT / DFT)を指定します。
④演算パラメータ:サンプリングチャネル数
サンプリングチャネル数を指定します。
⑤演算パラメータ:サンプリング周波数(Hz)
サンプリング周波数の設定をします。
単位は、Hz/kHz/MHzを切り替え可能です。
⑥演算パラメータ:サンプリングデータ数
サンプリングデータ数。FFTで計算するデータ数を示します。
③がFFTの場合、2のべき乗で無い場合はエラーメッセージを表示します。
※DncDaqで、FFTコンポーネントを指定する場合もDFT or FFTに応じてエラー表示します。
共通:ALLの場合、連携数が2以下の場合 / FFTの場合:2のべき乗で無い場合
⑦パワースペクトラムのdB表記
パワースペクトラムの単位をdB表現する場合に指定します。
⑧スムージング:有効
窓関数を適用します。
⑨スムージング:窓関数設定
データに掛け合わせる窓関数を設定します。
・矩形窓(最も周波数分解能が良いが振幅に作用しないので信号のずれが最も出やすい)
・ハミング窓(ハン窓より周波数分解能が良く、ダイナミック・レンジ(振幅範囲)が狭い。)
・ハニング窓(最もよく使われる窓関数の一つ。)
・ブラックマン窓(ハン窓/ハミング窓より、周波数分解能が悪く、ダイナミック・レンジが広い。)
⑩設定エクスポートボタン
編集中の設定情報をiniファイル形式(xxx.ini)で保存するダイアログを表示します。
⑪設定インポートボタン
読み込むiniファイル形式(xxx.ini)を指定するダイアログを表示します。
⑫ヘルプ
オンラインヘルプを開きます。
⑬OKボタン
設定を保存して設定画面を閉じます。
⑭キャンセルボタン
設定を保存せずに設定画面を閉じます。