機能
FFT/DFT変換を行い、パワースペクトラムを求めます。(スムージング有効時は、補正後の値で変換)
書式
Ret = dncFFT1.GetPowerSpectrum(InData , OutData )
引数
InData [
C#: float[] ] [ VB.NET: Single() ]
演算処理を行うデータが格納されている配列を指定します。
OutData
[ C#: out float[] ] [ VB.NET: Single() ]
パワースペクトラムを格納する配列を指定します。
戻り値
Ret [ C#: int ] [ VB.NET: Integer ]
値 |
説明 |
0 |
成功 |
510001 |
入力パラメータ(引数)が不正です。パラメータ内容を確認してください。 |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
説明
FFT/DFT変換を行い、パワースペクトラムを求めます。(スムージング有効時は、補正後の値で変換)
OutData内には、以下のような形でデータが格納されます。
<OutData配列内データイメージ>
※サンプリングチャネル数:2、サンプリングデータ数:256の場合
配列インデックス |
格納データ |
0 |
周波数分解能 × 0 |
1 |
CH0:パワースペクトラム |
2 |
CH1:パワースペクトラム |
3 |
周波数分解能 × 1 |
4 |
CH0:パワースペクトラム |
5 |
CH1:パワースペクトラム |
・・・ |
・・・ |
384 |
周波数分解能 × 128 |
385 |
CH0:パワースペクトラム |
386 |
CH1:パワースペクトラム |
FFT/DFT演算上、有効となるパワースペクトラムデータ数は、サンプリングデータの2分の1になります。
OutDataは、[(サンプリングデータ数 / 2) +1 ) × (チャネル数 +1)]以上の配列をご用意ください。
使用例
振幅±10.0の三角波データのパワースペクトラムを算出します。
C# |
int Ret; float[]
InData = new float[4]; InData[3] = 0.0;
|
VB.NET |
Dim
Ret As Integer
InData(3)
= 0.0;
|