DncDaqにはソフトウェアタイマーを用いてデータ入出力を行う簡易モードと、デバイスクロックを用いて高速かつ正確なサンプリング/ジェネレーティングを行う連続モードがあります。
連続モードは、AIOデバイスのサンプリング機能にのみ対応しています。
連続モードを有効にする場合は、デバイス設定におけるサンプリング機能を有効にしてください。
それぞれのモードにおけるデータ連携イメージについて、以下に示します。
・DncDaqは、タイミング設定で指定されたタイミングでデバイスからデータを取得し、データをコンポーネントに連携します。
・連続モードでは瞬時的な値ではなく、デバイスによってサンプリングされた連続的なデータを連携します。
・サンプリングされたデータは、DncDaq内のバッファに格納され、設定されたタイミングで各コンポーネントに連携されます。
・サンプリングデータを取得しバッファに格納する周期はサンプリング設定、バッファ内データを次のコンポーネントに連携する周期及びデータ数はタイミング設定で設定します。