タイミング設定タブ(Advancedモード)


Advancedモードにおける、タイミング設定画面を説明します。
本画面では、Basicモードの機能に加え、タイミングの開始/停止トリガの設定やタイミングカウント方法の設定が可能です。

 

①タイミング設定番号

タイミング設定番号を示します。最大100種類(0~99) まで設定可能です。

 

②タイミング名

タイミング設定毎に名称を設定可能です。

 

③種類

タイミングを発生させる種類を選択します。
Advancedモードでは以下より選択可能です。

項目

説明

Timer

1msec単位で周期を指定します。

Button_Click

ButtonコントロールのClickイベントを使用します。

Button_Value

ButtonコントロールのOnValueChangeイベントを使用します。

Button_Press

ButtonコントロールのOnPressイベントを使用します。

Command

TaskExecuteを使用します。

Edge

DIOデバイスで設定しているエッジ設定が使用可能です。

デバイス名とエッジ番号の組み合わせで表示されます。

Match

CNTデバイスで設定しているカウント一致検出が使用可能です。

「デバイス名_Match_設定チャネル番号_比較レジスタ番号」の組み合わせで表示されます。

 

例:CNT000_Match_00_00

 デバイス名:CNT000

 Match:固定文字列

 00:設定チャネル番号 ch0

 00:比較レジスタ番号 RegNo.0

TrackBar_ValueChange

TrackBarコントロールのValueChangeイベントを使用します。

「コンポーネント名_valueChage」の組み合わせで表示されます。

 

例:dncTrackBar01_valueChange

 コンポーネント名:dncTrackBar01

 固定文字列:valueChange

Volume_ValueChange

VolumeコントロールのValueChangeイベントを使用します。

「コンポーネント名_valueChage」の組み合わせで表示されます。

 

例:dncVolume01_valueChange

 コンポーネント名:dncVolume01

 固定文字列:valueChange

 

④時間間隔

③種類でTimerを選択した際に有効になります。
1msec単位でタイミング発生周期を指定可能です。

 

⑤遅延時間

③種類でTimerを選択した際に有効になります。
開始時間を1msec単位で遅延させることが可能です。

 

⑥開始トリガ

③種類で選択したタイミングを開始するトリガを選択します。
本開始トリガが有効になったのち、⑦の停止トリガが有効になる間までタイミングが発生します。

項目

説明

Auto

アプリ起動時またはInit時に自動的に開始します。

#sec

アプリ起動後またはInit後、指定秒が経過したら開始します。

Button_Click

ButtonコントロールのClickイベントで開始します。

Button_Value

ButtonコントロールのOnValueChangeイベントで開始します。

Button_Press

ButtonコントロールのOnPressイベントで開始します。

Command

TimingStartメソッドで開始します。

Edge

DIOデバイスで設定しているエッジ設定を使用可能です。

デバイス名とエッジ番号の組み合わせで表示されます。

Match

CNTデバイスで設定しているカウント一致検出が使用可能です。

「デバイス名_Match_設定チャネル番号_比較レジスタ番号」の組み合わせで表示されます。

 

例:CNT000_Match_00_00

 デバイス名:CNT000

 Match:固定文字列

 00:設定チャネル番号 ch0

 00:比較レジスタ番号 RegNo.0

 

⑦停止トリガ

③種類で選択したタイミングを停止するトリガを選択します。
⑥開始トリガが有効になったのち、本停止トリガが有効になる間までタイミングが発生します。

項目

説明

None

アプリ終了またはExitまで停止しません。

#sec

タイミング開始後、指定秒が経過したら停止します。

#times

指定回数で停止します。

Button_Click

ButtonコントロールのClickイベントで停止します。

Button_Value

ButtonコントロールのOnValueChangeイベントで停止します。

Button_Press

ButtonコントロールのOnPressイベントで停止します。

Command

TimingStopメソッドで停止します。

Edge

DIOデバイスで設定しているエッジ設定を使用可能です。

デバイス名とエッジ番号の組み合わせで表示されます。

Match

CNTデバイスで設定しているカウント一致検出が使用可能です。

「デバイス名_Match_設定チャネル番号_比較レジスタ番号」の組み合わせで表示されます。

 

例:CNT000_Match_00_00

 デバイス名:CNT000

 Match:固定文字列

 00:設定チャネル番号 ch0

 00:比較レジスタ番号 RegNo.0

 

カウント方向

カウントする方向を選択します。

項目

説明

アップカウント

最小値からカウントアップしていき、最大値まで到達した場合は、再度最小値から始まります。

ダウンカウント

最大値からカウントダウンしていき、最小値まで到達した場合は、再度最大値から始まります。

アップ/ダウンカウント

最小値からカウントアップしていき、最大値まで到達した場合は、最小値までカウントダウンします。

ダウン/アップカウント

最大値からカウントダウンしていき、最小値まで到達した場合は、最大値までカウントアップします。

 

⑨カウント最大値

カウントの最大値です。0 ~ 4,294,967,296の範囲で入力可能です。

 

⑩カウント最小値

カウントの最小値です。0 ~ 4,294,967,296の範囲で入力可能です。

 

⑪タイミング有効

設定したタイミングの有効/無効を選択します。