CNTデバイス設定タブ(Basicモード/Advancedモード共通)


CNTデバイス設定画面を説明します。
本画面では、設定チャネルや、カウント開始/停止方法を指定できます。

 

 

①カウント開始

   カウント動作の開始方法を選択します。

    ・Auto:DncDaqのInit/Exitに伴い、有効なカウントchを開始します。

    ・Button_Click:別途設置されたDncButtonでカウント開始します。

    ・Command:メソッドで開始します。

    

②カウント停止

   カウント動作の停止方法を選択します。

   ユーザーアプリ終了時は、本設定にかかわらずカウント停止します。

 

    ・Auto:DncDaqのInit/Exitに伴い、有効なカウントchを停止します。

    ・Button_Click:別途設置されたDncButtonでカウント停止します。

    ・Command:メソッドで停止します。

 

③設定チャネル

チャネル毎にカウント設定が可能です。

  全チャネルを同じ内容で一括で設定する場合、「ALL」選択します。   

 

④カウンタ設定タブ

  カウンタデバイスを設定する為のタブが表示されます。

    タブは以下の3種類です。

    ・基本タブ:カウント入力に関する基本的な機能を設定します。

    ・比較一致タブ:比較一致に関する設定をします。

    ・制御タブ:制御入出力ピンや汎用入出力に関する設定をします。

 

⑤設定エクスポートボタン

編集中の設定情報をiniファイル形式(xxx.ini)で保存するダイアログを表示します。

 

⑥設定インポートボタン

読み込むiniファイル形式(xxx.ini)を指定するダイアログを表示します。

 

⑦モード変更

Basicモード/Advancedモードを切り替えます。

 

⑧ヘルプ

オンラインヘルプを開きます。

 

⑨OKボタン

設定を保存して設定画面を閉じます。

 

⑩キャンセルボタン

設定を保存せずに設定画面を閉じます。

 


基本タブ

 

 

①チャネル有効

設定チャネルで指定されたチャネルを有効にします。

 

②外部信号源

外部信号源の種類をを、以下から選択します。

・フォトカプラ絶縁 (Opto-coupler Isolation)

・TTL (Transistor Transistor Logic)

・差動 (Differential)

 

③カウンタ動作/カウント方向

パルスが検出された際のカウント方向を、以下から選択します。

・ダウンカウント

・アップカウント

 

④カウンタ動作/入力相数

検出するパルスを、以下から選択します。

・単相入力

・2相入力

・ゲートコントロール

 

⑤カウンタ動作/逓倍

検出するパルスの逓数を、以下から選択します。

・1逓倍

・2逓倍

・4逓倍

 

⑥カウンタ動作/クリアタイミング

Z相に応じたカウント値のクリアタイミングを、以下から選択します。

・非同期クリア

・同期クリア

 

⑦デジタルフィルタ[μsec]

デジタルフィルタの値を指定します。

利用デバイスのCNTデバイスタイプによって、設定可能範囲が異なります。

・通常カウンタ:0.1μsec ~ 1,056.0μsec

・高機能カウンタ:未使用または、0.1μsec~1,638.4μsec

 

⑧Z相/Z相モード

Z相モードを、以下から選択します。

・未使用

・次の1回

・毎回

 

⑨Z相/Z相論理

Z相論理を、以下から選択します。

・正論理

・負論理

 

⑩カウント開始時プリセット

カウント開始時に、プリセットする/しないを、指定します。

 

⑪プリセット地カウント開始時プリセット

プリセットする時のプリセット値を設定します。

 

 


比較一致タブ

 

CNTデバイスタイプによって、利用できる機能が異なり、設定画面も異なります。

CNTデバイスについては、FAQ「CNTデバイスタイプ」を参照ください。

 

 

①レジスタ0/通知有効

レジスタ0の比較一致通知の有効/無効を指定します。

 

②レジスタ0/比較値

レジスタ0の比較値を指定します。

 

③レジスタ0/一致時動作

カウント値とレジスタ0の比較値とが一致した際の動作を、以下から選択します。

高機能カウンタデバイスのみ利用できます。

 

・無効:なにも処理をしません。

・プリセットロード:別途設定したプリセット値が、カウント値にロードされます。

・ゼロクリア:カウント値をゼロクリアします。

 

④レジスタ1/通知有効

レジスタ1の比較一致通知の有効/無効を指定します。

高機能カウンタデバイスのみ利用できます。

 

⑤レジスタ1/比較値

レジスタ1の比較値を指定します。

高機能カウンタデバイスのみ利用できます。

 

⑥レジスタ1/一致時動作

カウント値とレジスタ1の比較値とが一致した際の動作を、以下から選択します。

高機能カウンタデバイスのみ利用できます。

 

・無効:なにも処理をしません。

・プリセットロード:別途設定したプリセット値が、カウント値にロードされます。

・ゼロクリア:カウント値をゼロクリアします。

 

⑦プリセット値

プリセットするカウント値を設定します。

高機能カウンタデバイスのみ利用できます。

 

レジスタ0、および、レジスタ1のプリセット値は共通となります。

 


制御タブ

 

CNTデバイスタイプによって、利用できる機能が異なり、設定画面も異なります。

CNTデバイスについては、FAQ「CNTデバイスタイプ」を参照ください。

 

<通常版カウンタデバイス> 

 

①ワンショットパルス幅

比較値と、カウント値が一致した時のワンショットパルス幅を、選択します。

設定範囲は、0msec ~ 104.45msの17段階です。

 

②汎用入力信号源

汎用入力信号の種類を、以下から選択します。

CNT24-4D(PCI)Hの場合のみ選択できます。

 

・差動 (Differential)

・TTL (Transistor Transistor Logic)

 

 

<高機能版カウンタデバイス>

 

 

③制御入力信号/信号動作

制御入力信号が入力された時の動作を、以下から選択します。

・汎用入力

・カウンタ開始/停止

・カウント値プリセット

・カウント値ゼロクリア

 

※「信号動作」項目が、「カウンタ開始/停止」の時は、「カウント開始エッジ」と「カウント停止エッジ」が表示されます。

 

※「信号動作」項目が、「カウント値プリセット」の時は、「プリセットエッジ」と「プリセット値」が表示されます。

 

※「信号動作」項目が、「カウント値ゼロクリア」の時は、「ゼロクリアエッジ」表示が表示されます。

 

④制御入力信号/カウント開始エッジ

カウント開始する制御入力信号のエッジを、以下から選択します。

「信号動作」項目が、「カウンタ開始/停止」の時のみ表示されます。それ以外の時は表示されません。

・実行しない

・立ち上がりで実行

・立ち下がりで実行

 

⑤制御入力信号/カウント停止エッジ

カウント停止する制御入力信号のエッジを、以下から選択します。

「信号動作」項目が、「カウンタ開始/停止」の時のみ表示されます。それ以外の時は表示されません。

・実行しない

・立ち上がりで実行

・立ち下がりで実行

 

⑥制御入力信号/プリセットエッジ

カウント値をプリセットする制御入力信号のエッジを、以下から選択します。

「信号動作」項目が、「カウンタ開始/停止」の時のみ表示されます。それ以外の時は表示されません。

・実行しない

・立ち上がりで実行

・立ち下がりで実行

 

⑦制御入力信号/プリセット値

プリセット値を設定します。

比較一致タブ内のプリセット値と、共通です。

「信号動作」項目が、「カウント値プリセット」の時のみ表示されます。それ以外の時は表示されません。

 

⑧制御入力信号/ゼロクリアエッジ

カウント値をゼロクリアする制御入力信号のエッジを、以下から選択します。

「信号動作」項目が、「カウント値ゼロクリア」の時のみ表示されます。それ以外の時は表示されません。

・実行しない

・立ち上がりで実行

・立ち下がりで実行

 

⑨制御出力信号/信号論理

制御出力の信号論理を、以下から選択します。

・負論理

・正論理

※CNT32-8M(PCI),CNT-3208M-PEの場合、非表示となります。デバイス上のジャンパで指定してください。

 

⑩制御出力信号/信号動作

制御出力信号が出力されるタイミングを、以下から選択します。

・汎用出力

・カウント一致レジスタ0

・カウント一致レジスタ1

・フィルタエラー

・異常入力エラー

・断線アラームエラー

 

⑪制御出力信号/ワンショットパルス幅

制御出力信号のワンショットパルス幅を、以下から選択します。

・0.010msec (10μsec)

・0.100msec (100μsec)

・1msec

・10msec

・100msec