DoEchoBackMultiBit


機能

デジタル出力ビットの状態を複数ビット入力します。

 

書式

ret = dncDaq01.DoEchoBackMultiBit(DeviceNo, DoBit, DoBitNum, DoData)

 

引数

DeviceNo [ C#: short ] [ VB.NET: Short ]

DncDaqで管理しているデバイスNo.を指定します。

 

DoBit [ C#: out short ] [ VB.NET: Short ]

出力論理ビット番号を配列に入れて、その配列の先頭アドレスを指定します。

 

DoBitNum [ C#: short ] [ VB.NET: Short ]

DoBitで指定したビット数を指定します。ビット数の最大値は256です。

 

DoData [ C#: out byte ] [ VB.NET: Byte ]  

出力データを格納する配列の先頭アドレスを指定します。出力データは0か1が返ります。

 

戻り値

Ret [ C#: int ] [ VB.NET: Integer ]

 

■共通

説明

0

成功

500001

設定されていないデバイスが呼び出されました。デバイス設定を確認ください。

500002

デバイスが対応していないメソッドが呼び出されました。

510001

入力パラメータ(引数)が不正です。パラメータ内容を確認してください。

 

■DIOデバイス

説明

10100

データバッファアドレスが不正です。

20102

ビット番号が指定可能範囲を超えています。

20103

ビット数が指定可能範囲を超えています。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細)

 

説明

出力ビットの状態を複数ビット入力します。この関数を呼び出す前に、DoBitで指定する配列に、入力したい出力論理ビット番号を設定しておく必要があります。

配列Dataには、DoBitで指定した論理ビットの順番にデータが格納されます。出力データは0か1が返ります。
出力されている内容をモニタする場合に使用します。

 

使用例

0,1ビットから入力します。

C#

int     Ret
short[] DoBit  = new short[2];
byte[]  DoData = new byte[2];

DoBit[0] = 0;
DoBit[1] = 1;
Ret = dncDaq01.DoEchoBackMultiBit(DeviceNo, DoBit, 2, DoData);

 

VB.NET

Dim Ret As Integer
Dim DoBit(1) As Short
Dim DoData(1) As Byte

Ret = dncDaq01.DoEchoBackMultiBit(DeviceNo, DoBit, 2, DoData)