CPSN-MCB271-S1-041接続例


■概要

 

当社製 CONPROSYS nano シリーズ リモートI/O 通信カプラ「CPSN-MCB271-S1-041」と接続する例を以下に示します。

 

事前準備

Modbus通信例

通信が成功しない場合

 

■事前準備

 

通信カプラユニットとModbusRTUで接続するにあたり、以下の手順を実施ください。

ハードウェアの詳細は、製品マニュアルをご覧ください。

 

  1. 本サンプル集をインストールしたホストPCと通信カプラユニットをRS-232Cクロスケーブルで接続し、電源を入れてください。

    通信カプラユニットのデフォルトシリアル設定は以下になります。

    ・スレーブアドレス:1
    ・ボーレート:9600bps
    ・データ長:8bit
    ・パリティ:なし
    ・ストップビット:1bit

 

■Modbus通信例

 

通信カプラユニットは、接続されているモジュール情報をModbusプロトコルで取得する事が可能です。

 

以下構成の通信カプラユニットにおいて、0ビット目のデータを取得する例を示します。

1スロット目:CPSN-DI-08L
2スロット目以降:未接続

 

  1. Modbus接続

    modbus_new_tcp 関数にて、IPアドレスおよびポートを指定し、modbus_connect関数でIO-LINKマスタユニットと接続ください。

  2. データ収集

    CPSNDI-08Lのデータは、ModbusのDiscrete Inputsレジスタの0-7にマッピングされています。

    Read Discrete Inputs(コード 02)を用いて、データを取得可能です。

    ・サンプルを利用した読み込み例
     使用関数 : modbus_read_input_bits
    関数

■通信が成功しない場合

 

Modbus通信が正常に行えない場合は、簡易動作確認をお試しください。

通信カプラユニットの動作状態はLEDランプやWeb設定画面からも確認可能です。


詳細は製品マニュアルを参照ください。