シリアル通信経由で、データを送信、および受信するサンプルプログラムです。
このサンプルプログラムを実行する際は、2つのシリアル通信ポートが必要です。
2つのシリアル通信ポートは、クロスケーブルで接続してください。
サンプル仕様 |
※サンプルプログラムの初期値です。 |
プログラム名 |
./comsend |
ボーレート |
38400bps |
データ長 |
8 |
ストップビット |
1 |
パリティ |
なし |
サンプルプログラムを実行する場合、ソースコードをコンパイルする必要があります。
ソースコードのコンパイル方法は、サンプルプログラム内の「C言語サンプルのコンパイル方法」項目を参照ください。
1.サンプルプログラム起動後に、シリアル送受信するシリアルポート名を2つ指定します。
例:パソコン本体のシリアル通信ポート、および、COM-1(USB)Hを使用する場合のシリアルポート名
/dev/ttyS0
/dev/ttyUSB0
例:COM-2(PCI)Hを1台のみ使用し、デバイス上のCN1、おっよび、CN2とケーブル接続する場合のシリアルポート名
/dev/ttyCom0
/dev/ttyCom1
2.2つのシリアルポート名を指定すると、送信する文字列の入力待ちとなります。
3.送信する文字列データをキーボードで入力した後、Enterキーを押すと、文字列データが確定します。
文字列データが確定すると、片方のシリアル通信ポートから文字列データが送信され、他方のシリアル通信ポートで受信した文字列が画面表示されます。
正常にシリアル通信ができると、"Transmit result is Right , OK!"が表示されます。
続けて、同じ文字列を使って、逆方向のシリアル通信が行われ、受信した文字列が画面表示されます。
正常にシリアル通信ができると、再び、"Transmit result is Right , OK!"が画面表示されます。
例:COM-2(PCI)Hを1台のみ使用し、デバイス上のCN1、おっよび、CN2とケーブル接続する場合のシリアルポート名
/dev/ttyCom0
/dev/ttyCom1
4.両方向のシリアル通信が行われると、サンプルプログラムは終了します。