送信サンプル[comsend]

外観：

概略

指定した文字列データを、シリアル通信経由で送信するサンプルプログラムです。

サンプルプログラムを実行する場合、ソースコードをコンパイルする必要があります。
ソースコードのコンパイル方法は、サンプルプログラム内の「C言語サンプルのコンパイル方法」項目を参照ください。

使用手順

１．サンプルプログラム起動後に、送信するシリアルポート名を指定します。
　　

例：COM-1(USB)Hを１台のみ使用する場合のシリアルポート名
              /dev/ttyUSB0

例：COM-2(PCI)Hを１台のみ使用し、デバイス上のCN2とケーブル接続する場合のシリアルポート名
              /dev/ttyCom1

２．シリアルポート名を指定すると、送信する文字列の入力待ちとなります。
　　

３．送信する文字列データをキーボードで入力した後、Enterキーを押すと、送信文字列が確定します。
　　キーボード入力した文字列の最後には、文字コード"CR(Carriage Return)"が追加された状態で、シリアル通信経由で文字列データが送信されます。
　　正常に文字列が送信できると、"Sending is over."と表示され、再び、送信する文字列の入力待ちとなります。

例：送信する文字列に"Test string"を指定した後、Enterキーを押した画面表示

４．文字列データの先頭に'z'の文字を持つデータを送信すると、サンプルプログラムが終了します。

例：送信する文字列に"z"のみを指定した後、Enterキーを押した画面表示