インストール

モジュールをコンパイルする際には、Linuxのカーネルヘッダが必要になります。
事前にカーネルヘッダのインストールを行ってください。

インストールはroot権限で行ってください。

 

ダウンロードした圧縮ファイルを展開します

本ドライバは、圧縮ファイルで提供しています。
ターミナルから下記のようにコマンドを実行してコピー/展開して使用してください。

下記のXXXはドライバのバージョンです。
展開するファイル構成の詳細は、「ファイル構成」トピックを参照ください。

# tar xvfz COMDRVLNX_XXX.tgz
...............

 

makeを実行し、ドライバをインストールします

すでに旧バージョンのドライバがインストールされている際は、上書きインストールしないでください。
必ず、バージョンのドライバをアンインストールしてから、新バージョンのドライバをインストールしてください。

# cd contec/comdrv/driver

# make

................

# make install

................

以上で、併用しているシリアルデバイスを認識できます。

 

例:複数デバイスとシリアルポート名の関係

4ボードを併用する場合 シリアルポート名は以下のように自動で割り当てられます。

      Board Num.                 Port Num
      --------------------------------------------------
      1st Board (COM-2CL-PCI)    ttyCom0 - ttyCom1
      2nd Board (COM-4CL-PCI)    ttyCom2 - ttyCom5
      3rd Board (COM-2DL-PCI)    ttyCom6 - ttyCom7
      4th Board (COM-4(PCI)H)    ttyCom8 - ttyCom11
      --------------------------------------------------

COM-DRV(LNX)は、簡単にシリアルポート名を確認できるsearch-contec-comportスクリプトを提供しています。