指定チャンネルから、静電容量を1回測定するサンプルプログラムです。
補正が必要な場合は、診断プログラム内の「補正」機能を利用してください。
サンプル仕様 |
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プログラム名 |
CapacitanceSingleMeasure |
1.希望するプログラム名を指定し、プログラム実行させると、上記のような外観のウィンドウが表示されます。
ソフトウェアのバージョンによっては外観が異なることがあります。
2.デバイス初期化処理
・デバイス名に、デバイスマネージャーで設定したデバイス名を指定し、[ZmInit]ボタンを押します。
指定デバイスの利用開始することをデバイスドライバへ通知します。
3.測定条件設定
・測定条件設定フレーム内の「チャネル番号:」で、希望するチャネル番号を選択します。
・「周波数:」で、希望する周波数を選択し、[ZmSetFrequency]ボタンを押します。(120Hz、1kHz)
・「信号レベル:」で、希望する信号レベルを選択し、[ZmSetLevel]ボタンを押します。(500mV、1V)
・「測定スピード:」で、希望する測定スピードを選択します。(FAST、NORMAL、SLOW)
さらに、「平均化回数:」を指定し、[ZmSetSpeed]ボタンを押します。入力範囲は1~512です。
・「測定レンジ:」で、希望する測定レンジを選択し、[ZmSetRange]ボタンを押します。(4nF、40nF、400nF、4µF、40µF、400µF、1.4mF)
・「等価回路モード:」で、希望する等価回路モードを選択し、[ZmSetCircuit]ボタンを押します。(AUTO、直列等価回路、並列等価回路)
・「測定開始ディレイ:」で、希望する測定開始ディレイ時間 をmsec単位で指定し、[ZmSetStartDelay]ボタンを押します。入力範囲は0.0~10.0です。
・「トリガ同期出力:」で、トリガ同期出力の有効/無効を指定し、[ZmSetTriggerSyncEnable]ボタンを押します。
・「測定信号出力ディレイ:」で、測定信号出力ディレイ時間をmsec単位で指定し、[ZmSetSignalOutputDelay]ボタンを押します。入力範囲は0.0~10.0です。
・「コンタクトチェック:」で、コンタクトチェック機能を指定し、[ZmSetContactCheck]ボタンを押します。(無効、測定前、測定後、測定前後)
4.シングル測定
・シングル測定フレーム内の[ZmSingleCMeasure]ボタンを押すと、測定条件設定フレームで指定した条件で、C(静電容量)の測定を1回だけ行います。
5.終了処理
・[ZmExit]ボタンを押し、現デバイス利用が完了したことデバイスドライバへ通知します。
プログラムを終了させることなく、異なるデバイス(例:ZM001など)からデータ取得ができます。
再び、データ取得処理を行う場合は、新たなデバイス名を指定の上、[ZmInit]ボタンを押し、デバイス初期化処理を行ってください。
6.プログラムの終了処理
・ウィンドウ内の[閉じる]ボタンを押し、プログラムを終了させます。