GW1-ETH-WQ

■ネットワーク設定

■ファームウェア更新


■ネットワーク設定

1. ご使用PCと本デバイスをUSB接続した上で、CONTEC Device Utility を起動します。

2. 本デバイスをUSB接続で検出した場合、「Setting mode」ツリーに「GW1-ETH-WQ」と表示されます。

3. 「Setting」タブにて下記「設定項目」の設定を行います。
 高度な設定を行う場合は「Advanced」タブでも設定を行います。

4. 「Save」ボタンをクリックし、設定を保存します。
 設定の書き込み中は、本体LEDが点滅します。
 LEDが点灯に変わったら、対象デバイスは自動的に再起動し、設定が適用されます。
 設定自体はここまでで完了です。

5. デバイスを再検出し、設定内容が適用されていることをご確認ください。

6. 設定内容を変更したい場合、変更後に再度「Save」をクリックしてください。

 

[デバイス情報エリア] 選択したデバイスの情報を表示します

Device Type

デバイスのタイプを表示します

Device

製品型式を表示します

 

[設定項目] 選択したデバイスの設定を行うことができます

「Setting」タブ

Unit ID

ユニットIDを設定します。
本製品を複数台使用する場合、ユニットIDが重複しないように設定する必要があります。
 設定可能範囲: 0~127

IP Address

IPアドレスを設定します。*1

Subnetmask

サブネットマスクを設定します。*1

Default Gateway

デフォルトゲートウェイを設定します。*1
設定が不要な場合は 0.0.0.0 を指定します。

Wireless Channel

920MHz帯通信の使用チャンネルを設定します。
 設定可能範囲: 33, 34, 38~60

PAN ID

920MHz帯通信の使用PAN IDを設定します。
 設定可能範囲: 0~65534

*1 これらの設定はご使用のネットワーク環境に合わせ、適切な値を設定してください。


[Advanced]ボタンをクリックすると、詳細設定ダイアログが表示されます。

 

「Advanced」ダイアログ

Tx Power

送信出力を設定します。
通常は初期値の 20(mW) で使用します。

Bit Rate

ビットレート(通信速度)を設定します。
通常は初期値の 100(Kbps) で使用します。

Request Timeout

親機と子機間の通信タイムアウト時間を設定します。

初期値は 3000 です。
 設定可能範囲: 1000~60000(ミリ秒)

Aging Time

親機と子機間の接続維持時間を設定します。

初期値は 600 です。
子機の設定を変更している場合、同じ値にすることを推奨します。
 設定可能範囲: 60~36000(秒)

Encryption Key

親機と子機間の通信で使用する暗号化キーを設定します。

32桁の16進数で指定し、初期値はすべて 0 です。
親機と子機が通信するには、Encryption Keyに同じ値が設定されている必要があります。

Modbus TCP

Modbus機能の有効無効を設定します。

Modbus TCP Slaveに対応し、Modbusマスター機能を持つ上位通信機器からのデータ収集や制御を行うことができます。
初期値は Enabled(有効) です。

 


■ファームウェア更新

1. ご使用PCと本デバイスをUSB接続した上で、CONTEC Device Utility を起動します。

2. 本デバイスをUSB接続で検出した場合、「Setting mode」ツリーに「GW1-ETH-WQ」と表示されます。

3. デバイスを選択して「Firmware」タブをクリックすると、「Current version」に、現在のファームウェアバージョンが表示されます。

4. 「Write new firmware」をクリックすると、ファイルを選択するダイアログが表示されます。
 書き込むファームウェアのファイルを選択してください。

5. ファームウェアの書き込み中は、本体LEDが点滅します。
 LEDが点灯に変わったら、書き込みは完了です。
 対象デバイスは自動的に再起動し、新しいファームウェアが適用されます。
 ファームウェアの更新自体はここまでで完了です。

6. ユーティリティを起動しなおすと、デバイスの再検出を行います。
 「Current version」のバージョンが更新されていることをご確認ください。