ワイヤレスI/Oデバイスで入力ポートから1バイト(8ビット)入力します。
Ret = DioInpByteSR ( Id , PortNo , Data , Timestamp , Mode )
Id
[ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short
]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。
PortNo
[ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short
]
入力論理ポート番号を指定します。入力論理ポート番号は、デバイスの入力ポートの先頭を0として最後の入力ポートまで、連続で付けられた番号です。
Data
[ VB.NET: Byte ] [ C, C++: BYTE * ] [ C#: out byte ] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ubyte)
]
入力データを格納する変数のアドレスを指定します。
Timestamp
[ VB.NET: UShort] [ C, C++: unsigned short * ] [ C#: out ushort
] [ Python: ctypes.POINTER(ctypes.c_ushort) ]
タイムスタンプを格納するアドレスを指定します。
Modeで参照先を親機に指定した場合、前回の更新からの時間が格納されます。
Mode
[ VB.NET: Byte ] [ C, C++: BYTE ] [ C#: out byte ] [ Python: ctypes.c_ubyte
]
入力データを参照する先を指定します。
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
DIONET_MODE_DIRECT |
0 |
子機の入力データを参照します。 |
DIONET_MODE_AP |
1 |
親機の入力データを参照します。 |
Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]
定義 |
値 [Dec] |
意味 |
DIO_ERR_SUCCESS |
0 |
正常終了 |
DIO_ERR_SYS_RECOVERED_FROM_STANDBY |
7 |
スタンバイモードから復帰したため、DioResetDevice関数を実行してください |
DIO_ERR_DLL_INVALID_ID |
10001 |
無効なIDが指定されました。 |
DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER |
10002 |
ドライバーを呼び出せません(デバイスI/Oコントロールに失敗)。 |
DIO_ERR_DLL_BUFF_ADDRESS |
10100 |
データバッファアドレスが不正です。 |
DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED |
20001 |
このデバイスではこの関数は使用できません。 |
DIO_ERR_SYS_PORT_NO |
20100 |
ポート番号が指定可能範囲を超えています。 |
DIO_ERR_NET_TIMEOUT_WIO |
22064 |
無線通信タイムアウト |
その他のエラー(参照:エラーコード詳細)
入力データの初期値は、外部機器がつながっていない状態では0です。
入力ポートから1バイト(8ビット)入力します。必要なビットの情報を得るには、各言語のビット演算子を用いて取り出してください。
データ取得の方法として、親機に保存されているデータ取得と子機のデータを直接取得する2種類を選択できます。
それぞれの取得方法の特徴についてはワイヤレスI/Oの仕様をご参照ください。
データ取得方法で、親機に保存されているデータ取得を行う場合、親機に保存されているデータのタイムスタンプが取得できます。
タイムスタンプは前回の更新からの時間を秒単位で返します。
子機の更新間隔よりもタイムスタンプが長い場合、子機からのデータが何かしらの理由により親機に到達していないことになります。
親機に保存されているデータの有効性確認にご使用ください。
ポート0のデータを子機から入力します。
VB.NET |
Dim Ret As Integer |
C, C++ |
long Ret; |
C# |
int Ret; |
Python |
Ret = ctypes.c_long() |
DioInpBitSR DioInpMultiByteSR DioInpMultiBitSR