DioDmSetTransferStartWait


機能

ジェネレーティング開始時のウェイトを設定します。通常はこの関数を実行する必要はありません。

書式

Ret = DioDmSetTransferStartWait ( Id , Time )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

Time [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
ウェイト時間[msec]を指定してください。デフォルトは10msecです。通常は、0もしくは10を指定します。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

[Dec]

意味

DIO_ERR_SUCCESS

0

正常終了

DIO_ERR_SYS_RECOVERED_FROM_STANDBY

7

スタンバイモードから復帰したため、DioResetDevice関数を実行してください

DIO_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバーを呼び出せません(デバイスI/Oコントロールに失敗)。

DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED

20001

このデバイスではこの関数は使用できません。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

初期値

なし

説明

ジェネレーティング開始時には、ボード上のFIFOにデータが転送されるのを待つためにデフォルトで10msecのウェイトがかかります。ただし、ジェネレーティングのデータ量や転送レートによってはウェイトが必要ないこともあります。DioDmTransferStart関数実行時間が問題になる場合には、この関数を使用してみてください。

関連項目

DioDmTransferStart