DioOutByte


機能

出力ポートに1バイト(8ビット)出力します。

書式

Ret = DioOutByte ( Id , PortNo , Data )

引数

Id [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
DioInitで取得したデバイスIDを指定します。

PortNo [ VB.NET: Short ] [ C, C++: short ] [ C#: short ] [ Python: ctypes.c_short ]
出力論理ポート番号を指定します。出力論理ポート番号は、デバイスの出力ポートの先頭を0として最後の出力ポートまで、連続で付けられた番号です。

Data [ VB.NET: Byte ] [ C, C++: BYTE ] [ C#: byte ] [ Python: ctypes.c_ubyte ]
出力データを指定します。

戻り値

Ret [ VB.NET: Integer ] [ C, C++: long ] [ C#: int ] [ Python: ctypes.c_long ]

定義

[Dec]

意味

DIO_ERR_SUCCESS

0

正常終了

DIO_ERR_SYS_RECOVERED_FROM_STANDBY

7

スタンバイモードから復帰したため、DioResetDevice関数を実行してください

DIO_ERR_DLL_INVALID_ID

10001

無効なIDが指定されました。

DIO_ERR_DLL_CALL_DRIVER

10002

ドライバーを呼び出せません(デバイスI/Oコントロールに失敗)。

DIO_ERR_SYS_NOT_SUPPORTED

20001

このデバイスではこの関数は使用できません。

DIO_ERR_SYS_PORT_NO

20100

ポート番号が指定可能範囲を超えています。

その他のエラー(参照:エラーコード詳細

初期値

出力データの初期値は、リセット後は0です。 (DIO-0808RN-USB はFFHとなります)

説明

出力ポートに1バイト出力します。出力データは16進数で0HからFFHまでを指定します。

使用例

ポート0に55Hを出力します。

VB.NET

Dim Ret As Integer
Ret = DioOutByte ( Id , 0 , &H55 )
 

C, C++

long Ret;
Ret = DioOutByte ( Id , 0 , 0x55 );
 

C#

int Ret;
Ret = dio.OutByte ( Id , 0 , 0x55 );
 

Python

Ret = ctypes.c_long()
Ret.value = cdio.DioOutByte ( Id , 0 , 0x55 )
 

関連項目

DioOutBit DioOutMultiByte DioOutMultiBit