CntSelectChannelSignal

機能

外部信号源を選択します(TTL／フォトカプラ／差動)。マルチプロセス対応関数です。

Ret = CntSelectChannelSignal ( Id , ChNo , SigType )

Id [ VB.NET： Short ] [ C, C++： short ] [ C#： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
CntInitで取得したデバイスIDを指定します。

ChNo [ VB.NET： Short ] [ C, C++： short ] [ C#： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
設定するチャネル番号を指定します。

SigType [ VB.NET： Short ] [ C, C++： short ] [ C#： short ] [ Python： ctypes.c_short ]
外部信号源を指定します。外部信号源は以下の定義値から選択します。

Ret [ VB.NET： Integer ] [ C, C++： long ] [ C#： int ] [ Python： ctypes.c_long ]

定義	値	意味
CNT_ERR_SUCCESS	0	正常終了
CNT_ERR_SYS_RECOVERED_FROM_STANDBY	7	スタンバイモードから復帰したため、CntResetDevice関数を実行してください
CNT_ERR_DLL_INVALID_ID	10001	無効なIDが指定されました
CNT_ERR_DLL_CALL_DRIVER	10002	ドライバーを呼び出せません。(デバイスI/Oコントロールに失敗)
CNT_ERR_DLL_MODE	10100	モードが設定可能範囲外です
CNT_ERR_SYS_BOARD_EXECUTING	20002	デバイスが動作中のため実行できません
CNT_ERR_SYS_MODE	20100	モードが設定可能範囲外です
CNT_ERR_SYS_CH_NO	20201	チャネル番号が設定可能範囲外です

その他のエラー（参照：エラーコード詳細）

指定したチャネルの外部信号源を指定します。

この関数は、カウンタをスタートした時点で有効になります。

CNT24-4(PCI)H	設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁入力、または、TTLレベル入力です。
CNT24-4D(PCI)H	設定可能なSigTypeは、差動入力、または、TTLレベル入力です。
CNT-3204MT-LPE CNT32-4MT(LPCI)	設定可能なSigTypeは、TTLレベル入力です。
CNT-3208M-PE CNT32-8M(PCI)	設定可能なSigTypeは、差動入力、または、TTLレベル入力です。
CNT-3204IN-USB	設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁のみです。 TTLレベル入力/差動入力を選択してもエラーは発生しませんが、デバイスにはフォトカプラ絶縁が設定されます。
CPS-CNT-3202I CPSN-CNT-3201I	設定可能なSigTypeは、フォトカプラ絶縁入力です。

　　外部信号源の詳細は、利用デバイスのハードウェアマニュアルを参照ください。

チャネル0の外部信号源を、フォトカプラ絶縁に設定します。

VB.NET	Dim Ret As Integer Ret = CntSelectChannelSignal ( Id , 0 , CNT_SIGTYPE_ISOLATE )
C, C++	long Ret; Ret = CntSelectChannelSignal ( Id , 0 , CNT_SIGTYPE_ISOLATE );
C#	int Ret; Ret = cnt.SelectChannelSignal ( Id , 0 , (short)CcntConst.CNT_SIGTYPE_ISOLATE );
Python	Ret = ctypes.c_long() Ret.value = ccnt.CntSelectChannelSignal ( Id , 0 , ccnt.CNT_SIGTYPE_ISOLATE )