Visual C++ (MFC)

コールバック関数の作成

コールバック関数のプロトタイプ宣言は次の書式になります。関数名は任意です。

static void _stdcall CallBackProc(short Id, WPARAM wParam, LPARAM lParam, void *Param);

 

Visual Studio統合環境で関数追加

Visual Studioの統合環境を使用して関数を追加することもできます。

[クラスビュー]で、コールバック関数を追加するクラスにマウスを合わせ、右クリックします。
[追加(D)]-[関数の追加(M)]を選択します。[メンバ関数の追加ウィザード]ダイアログが表示されます。
以下の手順で関数を作成してください。

[アクセス(E)]

public

[戻り値の型(Y)]

void _stdcall

[関数名(U)]

CallBackProc

[パラメータの型(T)]

short

[パラメータ名(N)]

Id

[追加(A)]

クリック

[パラメータの型(T)]

WPARAM

[パラメータ名(N)]

wParam

[追加(A)]

クリック

[パラメータの型(T)]

LPARAM

[パラメータ名(N)]

lParam

[追加(A)]

クリック

[パラメータの型(T)]

void *

[パラメータ名(N)]

Param

[追加(A)]

クリック

[Static]

チェック

関数の署名が以下のようになっていることを確認し、[完了]ボタンをクリックします。

static void _stdcall CallBackProc(short Id, WPARAM wParam, LPARAM lParam, void *Param);

Visual Studioのウィザード機能により、関数のプロトタイプ宣言とスケルトンの作成が行われます。