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NET6以降の.NETでは、ビルドしたアプリケーションの実体はDLLファイルに実装されます。
また、同時に出力されるEXEファイルが、このDLLファイルをロードして実行するアーキテクチャーとなっています。
"Any CPU"を指定しEXEアプリケーションをビルドする場合、DLLファイルは
"Any CPU"のマネージドコードとなっていますが、EXEファイルはプラットフォーム上で実行可能なネイティブコードとなります。
このため、64ビットOS環境の場合、EXEファイルは64ビットのネイティブコードが出力されます。32ビットOS環境の場合、EXEファイルは32ビットのネイティブコードが出力されます。
よって、64ビットOS環境でビルドしたEXEアプリケーションは、64ビットOS環境でのみ実行でき、32ビットOS環境では実行できません。
"Any CPU"を指定しEXEアプリケーションビルドすると、64ビットOS環境でも、32ビットOS環境でも実行できる .NET Frameworkとは異なりますので注意が必要です。