コールバック関数の実装

コールバック関数中で必要となる、メッセージ内容やデバイスの判別、メッセージ内容に応じた処理を追加します。

コールバック関数のスケルトン作成に関しては、イベントの使用チュートリアルを参考にしてください。
コールバック関数には以下のパラメータが渡されます。

ID
AioInit
関数で取得したIDが渡されます。
このIDは、複数のデバイスでイベントを使用する場合にどのデバイスからのイベント通知なのかを判別するために使用します。

Message
メッセージ番号が渡されます。
API-AIOで使用する全てのイベント通知は、メッセージ番号によりイベントの内容を判断します。
API-AIOで使用するメッセージ番号の範囲は1000H~10FFHまでの256個です。

カウンタに関するイベントに対応するメッセージ番号は以下のようになります。

カウンタメッセージ要因

マクロ

比較カウント一致イベント

AIOM_CNTE_DATA_NUM

1042H

カウントオーバーランイベント

AIOM_CNTE_ORERR

1043H

カウント動作エラーイベント

AIOM_CNTE_ERR

1044H

wParam
イベントを発生したカウンタチャネルが渡されます。

lParam
現在使用しません。

Param
AioSetCntCallBackProc
関数で設定したパラメータが渡されます。